ロック板の無いコイン駐車場なぜ急増?無用なクレーム防止で運営負担軽減

「お客様の安全のため、ロック板をなくしました」というコインパーキングをよく見るが、そういうパーキングはロック板がない分センサーやカメラがかなり設置されている印象だ。自動車ユーザーからすれば有難い仕組みだが、なぜなのか考えてみた。

1.無用なクレームを防ぐ
ロック板がなければ、やれバンパーに当たった、ボディに当たった、修理代を寄越せというような無用なクレームを防ぐ事ができる。カメラもなければ無実の証明になる訳で、管理人は泣き寝入りするしかないだろう。初心者でもロック板の可動部分に車輪を乗り上げてパンクさせたという事例は大いにあるかもしれない。
2.車高の低い車
そもそも引っ込んでいるロック板に当たる車は車検も通らない可能性が高いが、車高の低い車やサスを改造した車であれば引っ込んでいる状態でも当たったりする事は十分考えられるだろう。
3.ロック板の故障
たまにロック板が上がったままの場所があるが、そこに新しい車が入ってきて全く非のない第三者の車を壊したというケースも考えられるが、ロック板がなくなればこれらも回避できる。
4.払わず出庫
初心者で良くあるのが、うっかりミスで払わずに出庫し自分の車及びロック板を故障させてしまう事だ。自分の車の修理はなんとかなるにしても、ロック板の修理代も請求される可能性が高い。
5.経年劣化
ロック板に限らず、動く物は経年劣化する。壊れたと連絡が来ても直しに来るまで半日や1日かかる訳で、その間客の車は出庫できず、管理会社からしても手間なのは言うまでもない。運営側としても管理に手間が掛からないノーメンテナンスによる運営が一番なのだ。
では、ロック板のないコインパーキングはどのようにして車を判別しているのか。まずは後ろに付いている柱状のセンサーで車があるかどうかを確認し、無い時に来たら入庫、そして課金開始し、払えば課金終了としているようだ。もちろん払わずに逃げる車の対策としてセンサーの柱内にカメラが埋め込まれており、かつ駐車場内にもカメラが設置されていて、不正者は割り出されて所有者に請求書が行くようである。ロック板のないパーキングだからと言って不正し放題というわけではないので注意してもらいたい。