ワクチン「足りない」報道、実はウソ?! 4500万回分使われず冬眠中

「ワクチンが足りない」という報道がなされているが、実際は足りないわけではないようだ。既に政府は9,000万回分を配送済みであるが、各自治体等が過剰に申請した分があるのか、あるいは事務作業等の遅れで計画よりも遅れているのか、何らかの理由で現在も4,500万回が打たれていないというのだ。「じゃあ足りない所に回せば良いじゃん」と思いがちだが、隣の自治体と言っても仲が良い訳ではなくあくまで敵であるから、敵にワクチンを渡したくない気持ちは理解できる。国から都道府県に配送、都道府県は各自治体に分配といったフローで進められているようで、国も接種の遅い自治体について新規での配送は止めるようであるが、既に配送された分を返せとか足りない所に回せとは言っていない。温度管理の都合もあり、一度国から配送されたワクチンを他に横流しする事は物理的にも難しい可能性が高い。
民間であればすぐに隣に渡したりする訳であるが、こういう緊急時でも横のつながりを持っていない点がまさに縦割り行政と言えるだろう。別にワクチン自体は最寄りではなく家から遠い場所で打っても全く問題ない。それで廃棄が減るならば安い物である。その1回をどこで打つか、物自体はメーカーが一緒ならば一緒なので場所は別に関係無いのだ。例えば県内移動可能な一般市民あるいは公務員や教職員等については最寄りの会場ではなく余っている場所で接種してもらう等、従来の枠に囚われない発想や取組みが重要と言えるだろう。