セブン制服「1099円」古着屋で転売 問われる制服管理、悪用懸念

セブンの制服が古着屋で1099円で売られていたとネットで話題になっている。セブン公式は「写真だけでは断定できない」と言っているが、一昔前の制服なのは明らかだろう。

ネットでは「711円なら買う」とか言われているが、そういう問題ではない。このようにコンビニ各社の制服が出回ってしまうと、関係者でない人間が関係者を装い店舗に侵入し、レジや金庫等の現金を詐取する事が可能になってしまうのだ。特に派遣で回している店舗では制服の着た人が「派遣です」なんてやってきたら、信じる他ないだろう。このように他人が容易に手に入れられるようになると悪用リスクが高まるのだ。
では、なぜこのように制服の転売が出来るのか。制服は原則、面接時にオーナーから無料で支給される。オーナーは消耗品扱いとして本部からお金を出して買っている形だ。在職中でも「破けた」とか「勤務日数が多いので予備が欲しい」とか言えばタダでくれる、2枚目以降は実費とかその形態は様々であるが、どちらにせよ退職時には持っていた制服は全て返却する事が原則だ。しかしバックレ(即日退職)されてしまうと制服を返せとは言いづらいのが現状で、クリーニングして返しに来てくれる人もいるがごくわずかである。さらにこれは古い制服であるが、本部は5年に1度ぐらい、制服の大胆なリニューアルを行う。リニューアル前の制服は本部に返却する事が条件であるが、本部も数をいちいち管理している訳ではない。従業員が過去に持っていて少しでもカネになればと古着屋に出した可能性が高いだろう。どちらにせよこの行為自体は罪にはならないとは言え、悪用される可能性が高いので古着屋も買い取り拒否する事が重要だ。