コンビニ業界「2時間前廃棄ルール」が諸悪の根源?販売期限廃止すべき

昨今国を挙げて廃棄ロス削減の取組が進んでいるが、コンビニ業界では「消費期限」とは別に「販売期限」というものを本部が独自に設け、それを超過するとレジが一切通らない仕様になっている。客から販売してくれと言われても販売できないのだ。
販売期限は、大手三社では以下のように設定されている。
セブン・ファミマ:2時間
ローソン:1時間
つまり、セブンの場合は「消費期限の2時間前には売り場から撤去して廃棄登録を実施せよ」という風に本部が指導しているのである。法律にはこのような規定はないが、本部が勝手に実施しているのである。一般的な店舗では日中の時間帯は1時間で50人が訪れる訳で、2時間なら100人になり得る。つまり2時間置いておけばその商品は理論上最大100人に見られるチャンスがあるにも関わらず、自らそのチャンスを捨てているという事になる。本部は「買ってから食べるまでの時間を考慮すればこれが妥当」と言い張るかもしれないが、スーパー等他の業界ではギリギリまで売っている光景をよく見かける訳で、ロジックとして成立しない。日々の廃棄を増やす事で日々の入荷を多くさせ本部の利益を増やす為の方策でしかない。そして中食の期限超過に関するクレームは殆ど無いはずだ。ましてやコンビニはすぐ食べる人が大半なのだから、販売期限という独自ルールを無くす、あるいは期限の30分前まではレジが通るようにする等、廃棄ロスを抑える為の更なる対策対応が求められているのは間違いないだろう。