JR東、3千円で首都圏乗り放題「ひみつの平日パス」発売 密回避で広範囲対応

JR東日本は、密を避ける旅行方法として「ひみつの平日パス」を期間限定で発売すると発表した。発売期間は7月1日~7月19日の平日と9月の平日で、みどりの窓口または指定席券売機で購入できる。代金は大人で税込2,720円で、1日限定で指定の範囲が乗り放題となる。JR東はかねてからフリーパスを発売しているが、これをJR特化版として拡張したもの。夏休み期間中にあたる7月下旬~8月末までは利用できない。「18きっぷ1枚分より高い」という意見があるかもしれないが、このパスは磁気対応で券売機ですぐ買えるメリットがある。

このフリーパスの特徴はかなり範囲が広い事かつ新幹線に乗れる事であり、成田・羽田や中央線の大月まで対応しているフリーパスはかなりレアである。常磐線も土浦まで対応、成田空港や栃木の足利、小田原まで範囲に入っている。新幹線も東京~本庄早稲田または東京~小山間までであるが乗車券としての効力を発揮する為、特急券を買えば乗車可能である。例えば成田空港から大月まで行くと片道3,000円近くかかるので、片道だけで元が取れる事になる。東京臨海高速鉄道や東京モノレールにも対応しているあたり、空港需要の掘り起こしを意識して企画した可能性が高く、このパスを最大限使えば通常運賃の半額以下になる事から「夏の帰省は時期をずらして平日に行ってね」「時期をずらして夏の思い出を作ってね」というJRからのメッセージであろう。緊急事態が解除されたと言ってもあちこちどうぞとは言いづらいご時世かもしれないが、密を避けて旅行する分には問題ないだろう。関東にあるたくさんのスポットや観光地巡りとして最適な一枚かもしれない。