YouTuber不適切行動で文春砲 UUUM厳重注意、動画事業潮時か

ある大物YouTuberが緊急事態宣言中に街を渡り歩き深夜にパーティーやカラオケ、飲酒等の不適切行動をしていたと文春が報道した問題で、UUUMが謝罪し、クリエーターに厳重注意するなどした。それぞれのクリエーターの裁量で当分の間動画投稿を自粛するなどとしている。

さて、YouTube収益事業は、そろそろ潮時なのではないだろうか。日本では10年前に優秀なクリエーターを育てる為という名目で導入されたが、本当に優秀なクリエーターが育っているとは言い難い。若者に何十万何百万という莫大な金を与えても、有益に使われるはずがないのである。上司も部下もおらず、指導者もおらず、いきなり個人がスターになれるというのは夢のある話ではあるが、コンプラ的にはかなり危ない基盤なのである。運営側が全ての動画を見きれないのであればコストを投下してでもすべての動画を目視でチェックするか、あるいはエキスパートのボランティア等にやってもらう等、目視でのチェックは必須と言えるだろう。最近は警察の前で粉を落とす動画を撮影したり、スクランブル交差点にベッドを設置したり、多目的トイレで不適切行為を撮影したり、窃盗や盗み食いをしたり、再生数や再生時間稼ぎの為だけに過激な動画を撮影しようとして逮捕者も出ており、改めてこの仕組みを議論する必要があるだろう。
YouTubeはコミュニティの中で、身内で盛り上がっているだけに過ぎない。例えばブログやサイトであれば1ページに伝えられる情報量も多くそれが官僚や閣僚や国会議員の目に留まれば世の中を変える事ができるが、動画では世の中は変わらない。餅は餅屋と言うように、日本にはテレビ局があるのだから動画はテレビ局に任せておけばよいのである。コンプラ意識という点ではテレビ局の方が100倍しっかりしている。
同じような事をして文春砲を撃たれて離党した議員もいるだけに、ネット上では「全動画削除すべき」「アカウント削除が妥当」という厳しい処分を求める声が多く聞かれた。ただいつものように「大事なお知らせ」とか言って謝罪動画を投稿するだけでは済まないかもしれない。