ネスレ、廃棄ロス削減ボックス設置 期限近いキットカット等を特価で購入可能

ネスレが、東京等の都市部に「廃棄ロス削減ボックス」を設置した。既に報道されているが、今回実際に買ってみた。

キラリス函館、新宿郵便局、ネスカフェ原宿、JRゲートタワー(名古屋)、中国電力本社の全国5箇所に設置された。まずはfuuboと呼ばれる専用サイトにアクセスして、どのブースの商品を購入するか選択する。そしてブースを選択すると、その中にある商品と価格が表示される。例えばキットカット3枚なら10円引き、15枚のものであれば半額等になっていた。

初回のみfuuboへの会員登録が必要。支払はクレジットカード、グーグルペイ、アマゾンペイに対応している。(将来的に拡大予定)支払方法を登録して決済が完了すると、登録したメールアドレス宛に6桁のワンタイムキーが届く。そしてマシンに設置されているQRコードを読み込むと右画像のページが開くので、そこにメールで受け取った6桁のワンタイムキーを入力すれば通信され、カチッと言って本体の鍵が解錠される。

開けるとこのようになっている。なんと冷蔵庫になっていたのだ。キットカットも冷蔵されているのはこの時期には有難い。一度閉めると施錠されてしまうので、特に複数種類・複数個取る場合は間違えないように注意しよう。メーカーはスマホで頼んだ分だけが出てくるみたいな書き方をしているが、実際はそういう構造にはなっておらず普通の冷蔵庫のように商品が並んでいるだけで客自身で買った種類個数分だけセルフで取っていき、最後に扉を閉めて完了だ。ちなみに袋は用意されていないので、自分の鞄やバッグ等に入れるか、手持ちで持っていく必要がある。本体の側面等に紙袋等を置いてくれると助かる所だ。「不正できそうじゃん」と思うかもしれないが、まず扉は決済した人しか開けることができず、かつ防犯カメラで記録されているので誰が何を取ったかは特定可能だ。取り忘れや間違い等があった場合には運営に連絡すれば対応してくれる。

新宿郵便局前でキットカット。気になる期限であるが、2021年8月であった。店舗には明らかに納入できない期限であろうが、スーパーだと1ヶ月前ぐらいから値引販売されるので妥当な所であり、すぐ食べる人にとっては切れてさえいなければあまり期限は気にならないだろう。メーカーが直接期限間近の商品を売るという新たな試みであり、食品ロス削減に大いに役立つ事は間違いない。環境省等が音頭を取り、他のメーカーも追随してくれる事を期待したい。