「7千回以上廃棄」連日続くワクチン廃棄報道 萎縮で進まなくなる弊害懸念

「冷凍庫が壊れて数百回分のワクチン廃棄」「希釈ミスでワクチン廃棄」等といった報道が連日のようになされている。関係者が出てきて謝罪等という光景もよく見る訳であるが、何回もとかわざとであれば別にしても、うっかりミスでその責任を追及する必要はないのではないだろうか。最もワクチンは国の持ち物であり全額国費で運営されており、間違って廃棄になったとしても国が責任を被る訳であるから問題はない。むしろ廃棄が起きて関係者が萎縮して接種事業に関わりたくないとなる方が問題である。累計人数1,164万回で廃棄7,000回であれば0.06%程度であり事業に支障が起きるレベルとは全く言えないだろう。売上の10%程度を廃棄している食品業界に比べればかなり優秀なレベルである。
河野大臣は「ワクチン事業で何かあったら俺のせいにして構わない」と言っていたが、ワクチン廃棄は全て河野大臣のせいにしても構わないという事であり、それはつまり全国津々浦々で起きている全てのミスは河野大臣のせいという事であり、マスコミ等がその施設等のせいにするのは間違っていると考える。コンビニやスーパーでも毎日バンバン廃棄を出しているが、それは販売するために必要な物であり、店員が落としたり客が落としたりして売り物にならない物も当然廃棄になっているだろう。しかし店員や客に責任を問われる事はない。もちろん廃棄にならない事のほうが良い訳であるが、センセーショナルに「10個分が廃棄になりました」とか報道する暇があるのであれば、ワクチンの有効性を報道すべきであると考える。また国も、希釈不足や温度管理不足等でワクチンの廃棄が起きた時に個人や組織の責任は問わず国が全ての責任を持つと明示すべきである。