ネズミ取りの為でしかない「原付30キロ規制」時代遅れで廃止すべき10の理由

原付には一種(50cc以下)と二種(50cc超)があるが、原付一種は最高速度が30km/hに制限されており、さらに片側3車線以上の道路では二段階右折も必要だ。二段階右折禁止の看板が出ている所で二段階右折をするとそれも違反を切られる。
しかし、ハード上、50cc以下の原付であっても60km/hは平気で出せるのだ。ネット上では「速度差が」と言っている人が多いが、これだけでは警察を説得できないだろう。ロジカルな理由を並べておいたので政府の皆さんは参考にしてもらいたい。
1.50ccは危険で51ccは安全なのか
原付一種と二種の違いは排気量のみであり、50ccが危険で51ccが安全というロジカルな理由を出せない限りは、この違いだけで最高速度制限や二段階右折をするのはロジカルではないと考える。51ccが60km/h出せるのならば、50ccも60km/h出せるのは自明だろう。もっといえば軽自動車と普通車でも排気量が違う訳であるが、そこは同じである。つまり排気量が違うから最高速度も違うというのはロジック的に破綻しているのだ。
2.自動車との速度差
原付が30km/hで自動車が60km/hであれば、その速度差は30km/hであり、重大事故に繋がる可能性が高いだろう。
3.時代遅れ
昭和の時代ならまだしも、現在の原付はエンジンもボディも進化しており、安全性も格段に向上している。業界の変化を読まず古いままの規制を続ける事は変化に対応できない組織と自ら喧伝している事と同義なのだ。
4.移動時間短縮
家からスーパーに行く、スーパーから家に帰るといった時でも、5kmの距離を単純に30km/hが60km/hになるとすれば移動時間が10分から5分に短縮される。毎日とすれば月にして150分、年間1800分もの貴重な時間を無駄にしているのだ。変化の激しい現代社会における時短効果はかなり大きい。
5.ピザ等のデリバリーが早く届く
感染症でデリバリーを使う人も急激に増えているはずであり、この需要増に対応する必要があるだろう。殆どミニカーを使っているはずであるが、原付で運んでいる会社もあるだろう。無意味な速度規制がなくなれば、客は熱々のままピザを受け取る事ができ、業者としても同じ時間で多くの客に熱々のピザを運ぶ事ができる。
6.新聞が早く届く
無意味な速度規制が無くなれば、新聞を早く届ける事ができ、客としても早く情報を得る事ができる。朝6時や7時に届いていた新聞が1時間早くなればかなり大きいだろう。そして副次的な効果として、配達時間が短縮される事により新聞屋が早く帰る事もできる。
7.経済活性化
あと10分で閉まるようなスーパーがあるとして30km/hだと間に合わないが60km/hだと間に合うようなケースの場合、店舗としてもその日のうちに売上を計上する事ができ、経済活性化が期待できる。
8.原付が売れる
普通免許を持っている人が新たな免許不要で60km/hで走れるとなれば冷え込んでいる原付市場に旋風が巻き起こる事は間違いないだろう。
9.人手不足解消
60km/hで走れるとなれば二種を取る必要がなくなり、自動車免許だけ持っている人に原付に乗ってもらって配達業務という事も可能になり、二種持ちを雇う必要がなく貴重な人手を有効活用できる。
10.原付の有効活用
「原付は使い物にならない」と今まで寝かしていたマシンを有効活用する事ができ、廃車が減れば環境にも優しくエコである。
一方、なぜこの規制が今まで続いているかと考えると、以下の理由があるだろう。
・新たな免許を取らせる為
原付二種を運転するには、小型限定普通二輪免許が必要になる。一発試験の場合であっても免許センターが潤うのである。
・教習所を潤わせる為
小型限定普通二輪免許を取得する為に教習所に通う人が多いだろう。そうなれば教習所にも金が入る。
・バイク新車や自動車を買わせる為
一種が60km/hで走れるとなると、二種の存在意義がなくなる。60で走りたければ二種か自動車を買ってねというメッセージなのだろう。
・ネズミ取りの為
普通自動車免許を持っている人が「原付は30km/h」というのを知らないままうっかり速度超過して切符を切られるケースは後を絶たない。ここを上げられると警察の飯の種がなくなる点では痛いだろう。
仮に原付一種の速度規制が60km/hに引き上げられたとしても、二段階右折の規制を残せば二種の存在意義を残したまま共存できるのではないだろうか。時代遅れ規制の最たる物と言われている原付の30規制。令和の時代に解除される事を期待したいものだ。