まるで新幹線?! つくばエクスプレス TX-3000系の巨大旅客案内機に衝撃

つくばエクスプレスといえばご存知の通り秋葉原からつくばまでを結ぶ路線であるが、当初は「こんな路線儲からないだろう」とJR東が手を引くぐらいでありその採算性が疑問視されていたが、いざ蓋を開けてみると三セクで毎年黒字を叩き出すボロ儲け路線に化けた。元から全駅ホームドア設置、130km/h運転、踏切無し、運転士は乗務するもののワンタッチで自動運転等、運営面でもコストカットに努めてきたようである。慢性化する朝夕の混雑について8両化を従来から提案しているが、会社は今まで「カネがない」「便増やすから勘弁して」と否定的であった。しかし国に言われたのかいきなり8両化を発表し、「一日に出来る工事時間が限られてるので2030年頃に」という事でプレス発表して世間を賑わせた。それと同時期に8両化を見据えてか新車を導入すると発表した。それがTX-3000系である。他社の動向も踏まえて最新設備が導入されているようである。徐々に導入数を増やしており、現在は2~3割程度が3000系に置き換わっているようである。

(右写真:京急線のホームドアに埋め込まれた液晶)
乗り心地もかなり進化しており、揺れがかなり減っていて長時間乗っても疲れにくくなったのは大きい。まるで新幹線と言っても過言ではないだろう。(特に地元民は新幹線と思った人も多いだろう。設計上は160km/hが担保されているという)従来の行先表示器はLEDスクロールでポチポチするだけの一昔前のローカル線を彷彿とさせるものであったが、JR山手線の新車をも上回る巨大な液晶行先表示器に置き換わっている。基本は全部行き先表示に使われているが、他社みたいに左半分は広告みたいな運用も出来るのだろう。しかもこの液晶表示器、周囲の明るさに合わせて自動で明るさが変わる優れ物である。3000系はここ最近の混雑の実態に合わせて多少広くなったり、明るく見える工夫をしているが、一番大きな変化はこの行き先表示器だろう。TX駅構内では次々と行先表示の液晶ディスプレイが増設され、感染症で客が減ったのかようやく気合いを入れるようになった。特に旅客案内に力を入れている鉄道事業者もあるだけに、今後も客を増やしたければ旅客案内をどこまで丁寧に出来るかが生き残る鍵なのかもしれない。