特定動物逃走でネット民「個人飼育全面禁止すべき」も課題山積

横浜のヘビ脱走事件を受け、環境省が特定動物の逃走防止措置が申請通り行われているか等について確認を徹底するよう県や地方自治体等に通知を発出した。小泉大臣はあまりネット民から好かれていないようであるが、この件については反対は一切無かった。報道でもようやく個人の特定動物の愛玩目的(ペット目的)での新規許可は現在下りない事が報道されつつあるが、なぜ最初から報道しなかったのかは謎である。
さて、ネット上では「既存の許可を受けた人も含めて個人飼育は一切禁止すべき」という極論まで飛び出しているが、確かに専門知識のある人が多くいて敷地も広い動物園ならまだしも、アパートやマンションの一室で殆ど知識のない素人が殺傷能力を持つ特定動物を飼う行為は危険であると言わざるを得ないだろう。例えば一軒家の人でも特定動物を飼う場合には部屋ごと改造して二重や三重の柵を設けて特定動物の看板も付けて、そして部屋に放せるのは一日1時間とかなり規制が厳しい訳でほとんどの人はこの規制を守っているはずであるが、ここ1年で静岡と横浜で2回も脱走事件が起きるという事は、個人の善意に任せるのはもう無理と言わざるを得ないだろう。多くの人がきちんと決まりを守っているにも関わらず、決まりを守らないごく少数の人のせいで決まりが厳しくなってしまう事は京アニ事件や煽り運転厳罰化と同じである。
一方、仮に既存の許可者に対しても個人飼育禁止を打ち出すと、それを恐れた許可者が飼育設備から外に逃がすという事にもなりかねない為、そのような特定動物をどのように引き取り保護していくかは慎重な議論が求められるだろう。