JR各社、新幹線内公衆電話を6月30日に終了 55年の歴史幕閉じる

JR各社は、新幹線内に設置している公衆電話サービスを2021年6月30日をもって終了すると発表した。「新幹線のエリアを携帯電話がカバーしたため」というのが公式の理由となっているがおそらく建前であり、これまで温情で設置してきたが、公衆電話自体の利用が減少している事、さらにJR各社感染症の影響を受けて新幹線の利用者が大幅に減少し、設置や運営等のコストを賄いきれなくなった事が理由とみられる。新幹線への設置は1965年の東海道新幹線から開始されたので、55年の歴史に幕を閉じる事になる。

こちらは東北新幹線車内に設置されている公衆電話である。

こちらは終了後の写真であるが、東海道新幹線の公衆電話もサービス終了した。
勿論、誰も使っている人はいなかった。1000円を入れると自動でテレホンカードが出てくるカード販売機など今では絶滅していると思われるが、遠方の親戚や家族・取引先等に急いで連絡を取りたいとか、外国人に触って欲しい等という意味合いも込め、例えこの公衆電話サービス自体が赤字であっても新幹線だからこそ今まで残してきたのだろう。NTTとどのような契約をしているかは不明であるが、JR側も電気代や通信料の一部を負担している事は間違いない。「公衆電話終了」というのは何とも時代の流れを感じるところであるが、これからは皆さんが持っているスマホで連絡を取り合ってもらいたい。