ドンキ発売、市場最安「MUGA ストイックPC」は買いか?

ドンキが4Kテレビに続いてノートパソコン業界にも風穴を開けてきました。
MUDA、などと比喩されますが、本当にMUDAなのか。
これについてPC知識10年以上の私が考察したいと思います。

価格は19,800円。確かにこの安さは驚安ですね。

CPUはAtom Z8350ということでこれはタブレットによく使われているCPU、性能にすると中堅スマホ並ですね。
スペック表を見ると1.44GHz~1.92GHzの4コア4スレッドです。

2GB RAM。2GBだとネットサーフィンがやっとでは、って感じです。動画編集やゲームはまず無理です。

内部ストレージは32GB。とありますが空き容量はいくらでしょうか?
32GBだとユーザーが自由に使える領域は10GB程度だと思います。
これに公式のOfficeを入れたらそれで終わりぐらいな感じです。

バッテリー容量は10,000mAh。平均的なパソコンは5,000程度ですから、多い感じはしますね。

オフィスソフトはMicrosoft officeではなくキングソフトのもの。ここは残念。
互換性あります!と言ってますが、結構ずれるんですよね。

液晶は14インチでフルHD。概ねA4ぐらいのサイズですね。
逆に小さすぎて文字細かくならないかが心配です。

印象としては、
CPU削りましたRAM削りましたストレージも削りました
バッテリーはまあまあ乗せました
オフィスも削りました
液晶は良い物積みました
という感じで、これの意図する用途としては、簡単な文書作成やメールチェック、ブラウザ、動画鑑賞や配信でしょうね。若者は文書作成をしないのでオフィスは閲覧や簡単な修正ができれば十分という判断になったのでしょう。タブレットの場合はMicrosoft OSやOfficeは破格で提供されますが、ノートパソコンの場合は適用されないので採用しなかったのでしょう(キーボードとドッキングする形のタブレットにすれば安くできたかも)

一般相場より1万円ぐらい安い感じですが、14インチでフルHDの場合はそれに合わせてスペックも上げてきますが、残念なのはスペックはタブレット止まりの所。
若者は画面が綺麗ならOK、SoCケチってもバレなきゃセーフ、気にしないという判断になったのでしょうか。
他の14インチフルHDのPCだとHDD搭載、DVDドライブ搭載、RAMは4GB積んでます。

買いか?と言われると全国のドンキで買えることを考えれば買いかも。サポートはあるのかないのか不明ですが。
今後動画編集や少しでも高度なことがしたいという人にはオススメできません。性能が低いので。

動画編集やゲーム実況をしなければたいしたスペックは必要ないのでこのモデルでも十分かもしれません。
はっきりいえば小学生や中学生のクリスマスプレゼントに最適、老人の連絡用って感じかな。要はおもちゃです。
壊れたりウイルスに感染したら買い換えればいい、そんな感じです。
私はセカンドマシンとしてタブレットがあるので不要ですが、ない人はぜひ持っておいた方がいいかもしれません。USBブートメディアを作ったりする時便利です。

実売価格27,000円のこのモデルに改造を加えて安くした感じ(スペックがほぼ同じ)でしょうが、実使用でどのような挙動を示すのか気になります。

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