文科省、学校のお便りハンコレス化通知 デジタル化遅れる教育現場


文科省が学校のお便りをハンコレスにするように促す通知を発出したという報道があった。具体的には学校から配られる手紙はメールやオンラインフォームなどに、欠席や遅刻の連絡もメール等で行えるようにするという内容だ。ネット上では比較的賛成の声が多い。水泳に参加するかどうか、ボランティアの出欠程度の書類でも保護者の印鑑が必要など、契約のような書類でもないのに保護者の印鑑を必要とする書類がまだまだ教育現場には多数残っている。何よりアナログの書類を子どもたちが扱うのは極めて難しく、机の奥に押し込んだり、なくしたり落としたり忘れたりするのは日常茶飯事だ。何でもかんでもデジタル化は反対という人がいるが、デジタルは人々を助け、人々の負担を軽減する便利なツールなのである。当ブログではこれまで警察関係のデジタル化を主張してきたが、次なるターゲットとして教育業界のデジタル化、子どもたちや保護者がデジタル化によってもっと楽になるような施策を主張していきたい。

電子黒板導入:子どもたちにとって有害なチョークの粉を廃止でき、子どもたちの命を守れる。やたらうるさい黒板ふきクリーナーも廃止できるし、黒板消しをパタパタやって教室が粉だらけになるのも防げる。全国全学校で従来の黒板を廃止して全て電子黒板に置き換えるべきである。
教科書やノート電子化:子どもたちに一人一台タブレットを持たせて教科書は全部その中に入れる。そうすれば高精細な写真のみならず動画も扱えて教育効果が高まる。そして一番のメリットは、教科書を時間割に合わせて持ってきたりせずに済む事でランドセルが軽くなる事である。もっといえば教室で毎日タブレットを配布してID/パスログインでやれば手ぶら通学も可能となる。
電子ペーパー導入:タブレットを一日中見続けると目に悪いという話もあり、その事実は否定できない。それならば、目に殆ど影響を与えず紙と同じような感覚で利用できる電子ペーパーを導入すべきである。電子ペーパーは現在白黒のみだが、これのカラー表示ができるようになれば教育業界革命を引き起こすだろう。
全校集会廃止:子どもたちが毎週暑い中、寒い中体育館に集まって集会をする事に何の意味があるのだろうか。この時間、本当に必要なのだろうか。校長先生の無駄話を聞く事に何の意味があるのだろうか。子どもたちの負担を考えても教室での映像視聴で十分である。運動会や避難訓練などにも必ずと言っていいほど校長の話があり、ウザイと思った生徒は多いはずだ。
ペーパー試験廃止:ペーパー試験を廃止し、学校が配るタブレット、あるいはパソコン室でフォームを開いてテストする方式に変更すれば良い。全部選択式の質問にすればパソコンに採点させれば1秒足らずで採点が終わり、教師の負担が大幅に軽減される。
給食費クレジット払:公立の学校では給食費等は現金払いか口座引き落とししか対応していない学校が多い。クレジットカードで払えるようにすべきである。
成績表デジタル化:アナログの成績表を学期ごとに毎回配布して1・2・3・4・5のどれかに教師が○をするというような物は時代遅れであり、パソコンで処理して生徒に配布するか、パソコンやスマホで見られるようにすべきである。
ファイル廃止:多くの学校では教科ごとにファイルを配布して、それで管理するように求めている学校もある。そうなれば国語のファイル、算数のファイルなどファイルが増えまくって子どもたちも管理しきれない。ファイルがあると言う事は、それだけ無駄な書類、印刷物が多いという証拠でもあり、まずはファイルを廃止する事が重要だ。
生活ノート廃止:中学校等では教師と生徒が毎日やりとりする場として生活ノートがあるが、生徒も生徒で毎日日付を記入したり天気を記入したり面倒な茶番を繰り広げていた。毎日朝に預かって帰りには返却するルールなのに教師の怠慢で返却が遅れる教師もいた。生活ノートをデジタル化するか、それも負担というのであれば廃止すべきである。
朝の会、帰りの会廃止:朝は簡単な伝達事項、帰りは授業が終わったらすぐに帰れるようにすべき。
掃除廃止:掃除は職員がやるか、業者を入れて業者にやらせるべき。法律に書かれているわけでもなく前から続けているからやっているだけに過ぎない。大人になって就職したら掃除などやらないのだから無意味。
日直廃止:日直になった人は毎時間ごとに黒板を消したり、授業の初めの挨拶や終わりの挨拶をしなければならない。そんなの先生がやれば良い。書いた人が消すのは当たり前。
家庭訪問廃止:最近は先生を家に入れたくない保護者が増えている。またお互い気を使ってやりづらいのが本音で、敷地の庭で話すなんて事もしばしば。時代に合っていない決まりは廃止すべき。高校なんて家庭訪問はないんだから、小中も必要はない。教師のみならず、保護者や子どもたちの負担になっている。
授業参観廃止:一番子どもたちの負担になっているのが授業参観。しかもいつもの授業と違ってかなり盛られていて保護者もそれはお見通しだ。いつも厳しくて怒る先生が、なぜか授業参観の日だけ異常に優しいのは不自然。親の前で発表させる物ほど恥ずかしい物はない。何かの罰ゲームか晒しあげにしか思えない。子どもたちの為を思えば今すぐ廃止すべき。
三者懇談廃止:保護者、先生、生徒の3人で話し合う事だが、親の前で成績を出されて悪い事を言われて親から怒られて子どもたちが精神的に凹む。成績が良くても態度が悪いとか重箱の隅を突くような事を言ってくる。こんな罰ゲームな事、今すぐ辞めるべき。また空いている枠にしか入れず保護者の都合がつかない場合もあり、前の人の話が終わるまで廊下で長時間待たされるのも苦痛。
部活動の上限:中学生は放課後1時間、高校生は放課後2時間までの活動とすべき。朝練や土日の練習は禁止。大会等で特段の延長が必要な場合は保護者の承認を取る事。
情報免許の特例:基本情報か応用情報を持っていれば教員免許を取得したと見なして情報免許を授与する制度。普通に教員免許を取ろうとすると大学で100単位ぐらい取らなければならず大変だが、この制度が本当にできたとしたらそれをパスできるのはかなり大きい。普段は現場のICT担当として、授業はパソコンの授業のみ担当できるようにすればよいだろう。
話によれば教育委員会は改革に乗り気だとしても学校現場がそれに否定的だという声もある。アナログが必要な部分は残せば良いが、デジタルにできる部分はどんどんデジタルにすべきである。そうすればよりアナログの部分に力を注ぐ事が可能になるはずだ。現場の意識改革を期待したい。