5000円上乗せの東京独自補助策「もっとTokyo」発表も予約サイト制限で暗雲か

東京都の都民向けに宿泊代金を補助する「もっと楽しもう!Tokyo Tokyo」が発表された。いわゆる「都民割」であり、GOTOとの併用も可能という施策であるが、著名な予約サイト(厳密にはJTBと日本旅行以外の予約サイト)でのGOTO予約が制限されている現状、仮に実施されてもあまり使われない、あるいは使用率は落ちるのではないだろうかと推測される。40万泊分で、感染防止ステッカーを掲出する事が条件。16日に販売業者の予約を一旦締め切り、23日から販売開始、24日から実施される。
①実施期間
2020年10月24日から2021年3月末まで
40万泊になり次第終了
②条件
都民かつ、都内が宿泊地・目的地である旅行
③補助額
宿泊代金の補助:5,000円
日帰り代金の補助:2,500円
④最低利用金額(税込)
宿泊+旅行 GOTO併用:9,000円以上 GOTOなし:6,000円以上
OTA事業者 GOTO併用:9,000円以上 GOTOなし:6,000円以上
宿泊のみ  GOTO併用:9,000円以上 GOTOなし:適用なし
日帰り   GOTO併用:4,500円以上 GOTOなし:3,000円以上
例えば、宿泊のみで9,000円の宿があったとすると、GOTO適用で5,850円となり、さらにそこから5,000円引かれるので利用者の最低支払金額は850円となり、最低でも850円の支払が必要となる。ここで縛りを掛けているので、マイナスになって儲けが出るような事はあり得ない。ただし実際都内で9,000円以下の宿は全体に比べて数も限られているのが現状だ。とはいえ都内には沢山のホテルがあり、インバウンドをアテにしていた東京にとって多くのホテルが打撃を受けているのもまた事実。高級ホテルでは駐車場無料、24時間滞在などのサービスをこれまでよりも充実、あるいはスイートルームを半額にしているようなホテルもあり、都民割が始まればさらに都内のホテルには活況が戻る事が予想される。都民はGOTO開始が遅れた分、この施策を使って思う存分旅行するのもいいかもしれない。