トリキの”錬金術”終了 「席のみ予約」不可能に 良心踏みにじり脆弱性突く乞食

トリキの錬金術が終了した。トリキの錬金術とは、GOTOイートで「席のみ予約(0円)」で予約し、店舗に出向いて200円や300円などの安価なメニューのみを注文し、後日サイトからディナー時間帯の1,000ポイント還元を受ける事で-700円や-800円になるというもの。例えば極端な話、-800円だとして毎日10人、上限の2店舗/日で来店すれば月48万の利益を得られる。なぜこういう事ができるかというと、国のGOTOイートポイントは来店に対して付与される物で、来店後の利用金額とはリンクしていない脆弱性を突かれた。国は当初「還元ポイントは飲食店で巡り巡って使われるので問題ない」としていたが、加藤長官や西村大臣は「基本は事業者やサイトで対応を」としつつも「公正な制度にする事が大事。農水省が対応する」と見直しを示唆していた。鳥貴族側は報道が大きくなっている事を踏まえ、GOTOイートの対象から「席のみ予約」を削除し、コース料理のみにした。国の結論を待つと時間が掛かるので、即効性を重視して最終的には事業者で対応した事となる。

確かに、鳥貴族のGOTOイートの予約画面を見ても「席のみ予約」は消えていた。不正の温床になってはいけないのであえてここには書かないが、鳥貴族以外にもGOTOイートで「席のみ予約」で100円や200円のメニューを提供している業者は一定数存在する。それで集客すると言うのも一つの手だが、そういう輩が来られては困るというのであれば今のうちに「席のみ予約」を消しておかないと乞食が殺到して大変な事になるので、飲食店チェーン側は早めに対応する事をお勧めしたい。最も、GOTOイートは飲食店を救済するために作られた施策であり、ネット上では「持続化給付金の不正と同じだ」「自分の財布が潤うとは皮肉な話」という声も上がっている。利用する際には制度や還元額を踏まえて適正に利用すると共に、制度の脆弱性を突いて多額の利益を獲得し、自らの懐だけが一方的に潤うような方法に使ういわゆる「乞食行為」は辞めてもらいたい物である。