ヤマト送り状の品名「書きたくないが衣服」話題 正しく書かないと遅延も

ヤマトの送り状の品名について、「サプライズプレゼントなので書きたくはありませんが、どうしてもと言うなら衣服です」と書いて送ろうとしてヤマトに「それならプレゼントでいい」となだめられた件がネットで話題になっている。書きたくない人は多いが、原則書かないと送れない。

ヤマトの仕組みは発センターで荷受け、仕分けし、都道府県ごとのベースで荷受けして仕分けし、着センターで荷受け、仕分けして各家庭に届く。過去に仕分けをやっていた当方からすると、品名を見て一番上に積むなど変えている場合もある。例えば「花」なら一番下に置いたら潰れるし、「精密機器」「パソコン」「プリンター」だと落としちゃいけないな、とかそういう事である。品名のない荷物が流れてくる事は殆ど無いが、品名を書かないとトラブル等があった場合は最終的に中身を開けて確認する場合もある。配送過程で例えば「パソコン」などバッテリーが入っている場合には航空機輸送ができないので陸送になり時間が掛かるようなケースもある。また品名が正しくない場合や空白の場合は、中にどういう物が入っているか調べるため、さらに時間が掛かる事になる。最悪のケースを考えるとすれば爆発物や毒だったりする可能性もあるわけで、そういうのが入っていたら他の荷物にも迷惑が掛かる。品名を書かせるのはそういう荷物を入れさせない為のリトマス紙的な役割を持つ。またお年寄りが「現金」とか書いたら「詐欺ですよ」と営業所レベルで止めれる役割も持っている。現場からすれば「何でも良いから書いてくれ」「でも嘘はつかないでくれ」という所だろう。衣服、パソコン、プリンターなどでいいので、何らかの品名を記載して欲しいものである。日用品とか機械とかザックリ過ぎると跳ねられるので注意。別にそれがサプライズプレゼントかどうか、書きたくないとかそういう事は誰も何一つ聞いていない。
もっとも、サプライズプレゼントならカタログギフトでも送ればいい話であり、配送業者を使わず自分で届けに行けばいいという解釈もあるだろう。配送業者を使って時間も手間も掛けずに安く済ませたいのなら、最小限の義務として品名記入には協力して欲しい物である。