運転免許新規取得時の本試験 学科問題はCBT導入すべき

運転免許新規取得時には自動車学校を卒業後、免許試験場でペーパー試験を受けてそれに合格すれば免許が交付される事になるが、自動車学校で殆どの教育が終了しているにも関わらず、ペーパー試験だけを受けさせる意味は不明である。たまにお情けで卒業できて免許試験場で落とされる人もいるので一定のふるいに掛ける事は必要かもしれないが、必ずしもペーパー試験である必要はない。CBTでいいのだ。

CBTというのは、Computer Based Testingの略であり、コンピューター上で試験を実施する。これによってマークミスや記入ミス、試験当日鉛筆が折れた等のトラブルも防げ、残り時間が分かる他、何問目などの問題推移、問題の行き来ができる、図などをカラーで表示できる、動画も再生できる、機械が採点するので採点員が不要、合否がすぐに判定できるという利点もある。私も過去にCBTを受けた事があるが、不正行為ができないように専用のソフトが起動し、他のソフトは開けないようになっている。万が一開いた場合は即棄権となる。例えば運転免許新規交付時に、免許試験場での試験をまずはパソコンに置き換える。その次の段階として自動車学校側で本試験用の会場とパソコンを用意しておき、監視員をつけた上でそこで試験させ、合格したら免許試験場にデータが行き免許の受取だけを行う。あるいは、免許が完成したら自動車学校に送られてきて自動車学校で受け取れるようにするというのも良い案である。免許を発行する免許試験場は都道府県あたり1つしかなく、アクセスが大変であり、毎年春頃には大混雑となるのは日常茶飯事でなるべく行かずに免許が発行されるのであればその方が望ましい。「パソコンの試験など信用ならん」というかもしれないが、既に国の国家試験であるITパスポート試験、あるいは民間試験ではあるが漢検はCBTに移行している。国もデジタル庁を謳うならばここを改革していく必要があるのは言うまでもない。