コンビニ直営・FC店の違いと見分ける方法

働く際に、雰囲気はとても重要である。
最近「オーナー店ですか?直営店ですか?」という電話が増えてきたが、直営店は毛嫌いされる傾向にある。なぜか。メリットとデメリット、見分け方をまとめたので参考にしてもらいたい。

1.直営店のメリット
・福利厚生充実、有給もある
給与支払者は本部であるため、有給もとれるし一回の勤務も比較的控えめ。
・雇用保険、社会保険あり
一定以上稼ぐ場合には加入させられる。
・オーナー店より先に納品される
納品は直営優先のため9時に発注したものが17時に届くなど直営のメリットを享受できる場合がある。
・本部社員によるヘルプ
人不足が発生した場合は営業所で呼びかけ、この時間はA社員、次の時間はB社員などといった場合に会社のネットワークを活用して臨時ヘルプを頼める。

2.直営店のデメリット
・店長がコロコロかわる
直営店は独立希望者やSV登竜門のトレーニング店舗として使われるため、店長がコロコロかわる。
・休憩は労基法通り
6時間を超えると45分、8時間を超えると1時間の休憩をきっちり取らされる。取っていない場合は修正食らうことも。
早出や残業も報告が無い場合はカットされる。
・バイトでも飛ばされる
バイトでも車持ちの場合は「B店舗手伝ってくれない?」と声を掛けられることも。バイトといえども直営店の場合は給与システム上は社員と同じ扱いだからだ。オーナー店でも飛ばされるが直営ほどひどくはない。
・廃棄持ち帰り不可
直営店はオーナー店の見本となる店であるため、ルールは厳しい。服装にもうるさいし品出しや掃除などにもケチをつけてくる。廃棄は安全面から持ち帰れない場合が多い。
・閉店リスクがある
いつ閉店するかわからない。閉店した場合、他店舗直営を紹介されるが遠いことも。日販40以下はオーナーもつかないので完全閉店となる場合が多い。
・最低賃金
人件費や廃棄は実は直営の方がケチ。店ごとに予算が決まっているからである。1年ぐらい勤務すると言い値になることもあるが、最初は最低賃金なので我慢する必要がある。
・ギフトのノルマがある
直営店は会社が直接運営するため「安いのでも良いから1個」「普段お金もらってるんだから少しは貢献して」などと言われ何か買わされる。もちろん違法。言われなくても周りが買っていて雰囲気に飲まれる場合も多い
・送り込みがある
メーカーのノルマ商品でオーナー店に拒否された数量分は、直営に送り込まれる。発注してなくても強制納品

3.オーナー店のメリット
・緩い
シフトさえ出てくれれば問題ない、など緩いオーナーが多い。服装等も直営に比べれば緩い。
・廃棄持ち帰り可能
全く持ち帰れない店は少なく、条件付きでOK(時間帯限定、個数制限、何持って帰ったか報告)など条件を定めている店も多い。無制限の店もある。
持ち帰りできる店は、休憩前後や勤務の合間で適宜食べることも可能。
・最悪オーナーが出れる
直営時代は社員が出払っていたら終わりだが、オーナー店は最悪シフトに穴が開いても店長やオーナーが出れる。その覚悟で契約しているからだ。
・時給が上がりやすい
一生固定の直営に比べ、半年おきに時給がポンポン上がる場合も。最低賃金張り付きの直営とは違い、ベースがそもそも高い。求人誌などを見て相場を把握しているのだろう。直営のように稟議書を出さなくても個人事業主は店長の裁量で時給調整でき、予算に縛られないので比較的自由な経営ができる。

4.オーナー店のデメリット
・労基法無視
1日12時間のシフトを平気で組ませるなど、労基法を理解していないオーナーが多い。一方稼ぎたい人には有利。
・有給、社保なし(違法)
有給や社保がないと説明するオーナーがたまにいる。違法。
・マイルール押し付け
その他にも給与明細を渡さない、半年は居てくれ、辞めるときは1ヶ月前に言え、レジの違算を払えなどマイルールの押し付けがある場合も。場合によっては違法。
・変な価値観
オーナーによってはサラリーマン経験が無い人もいる。その場合キレやすくなっていたり極端な考え方になっていて人を育てる概念が吹き飛んでいる店長もいるので注意。

5.見分け方
ということで、働くならオーナー店がよい。大手チェーンの場合9割程度はオーナー店であるが、小規模チェーンになると直営がほとんどの場合もある。
見分け方としてはセブンなら「収納印に個人名」があればオーナー店。
他のチェーンは直接聞くか、あるいはスーツ姿や写真入り名札を下げた本部社員がレジ打っていたり「オーナー募集」「経営者募集」の看板があれば直営店。外見や見た目に変わりは無く、店番で判別するのは不可能。
決して直営店の外れを引かないよう注意してもらいたい。

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