4400円払って割引券1万円に地域券2000円貰える都内のホテルがネットで話題

14,463円の宿泊代金を支払うとGOTOで9,400円になり、さらに10,000円の特定の店舗で使える割引券がついて、おまけに地域クーポン2,000円までもらえて、都民割5,000円も適用となれば実質支払額が-7,600円となるGOTO対象を謳っている都内のホテルが話題になっている。
追記:25日夜現在、当該プランは削除されている

企業名やホテル名はあえてここには書かないが、GOTO対象外になるのは明らかだろう。
Q53 QUO カード等の換金性の高い金券類をプラン内容に含む旅行・宿泊商品は、(金券類の金額も含んだ形で)割引の対象となるのでしょうか。
A 換金性の高い金券類をプラン内容に含む旅行・宿泊商品は、支援の対象外です。
とGOTO公式ページのQ&Aにも書かれている。
一応その割引券の使用条件として
・転売、譲渡不可、フロントで引き渡し
・全日程の宿泊が条件
・宿泊期間中に使用する事、釣りは出ない
・利用するには宿泊証明書の提示が条件
等色々書いて「換金性が低い」事をアピールしているのだろうが、旅行代金補助制度の趣旨から反しているのは明らかだ。個人的には、ホテルの一般的なサービス以外は全て換金性が高いと考える。GOTO適用対象になるものを○、ならない可能性が高いものを×とすると以下のようになる。
○ 朝食込み、夕食込み、駐車場無料、VOD無料、ルームサービス一品込み、部屋内のドリンク無料、館内プール利用券込み、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト2時間、24時間滞在、30時間滞在、マッサージ無料、無料アップグレード ・・・料金明示なく宿泊に付随する権利として合理的
△ ホテル提携温泉無料、近隣の水族館入場券付き ・・・金券ではなく返金できなければセーフ?利用日に制限を掛ければ問題ないかも
× QUOカード千円分、次回使えるクーポン千円分、次回無料宿泊券、飲食券千円分、商品券千円分 ・・・価格明示で権利譲渡の可能性あり

価格の明示があるもの、○○券は基本アウトだ。価格の明示がなくてもGOTO適用を謳い「価格は言えませんがカードやクーポン、商品券をあげます」というようなプランが出てくる可能性があるので、東京が追加になる前にGOTO事務局は実態に応じた具体的な例を明示しておく事が重要だ。
10,000円の割引券を含んだ形で14,463円であればGOTO適用で9,400円になり、10,000円の割引券をフロントで配布し、さらに地域クーポンが14,463×0.15=2,169なので2,000円分もらえて、さらに都民割(のようなもの)も適用になれば5,000円引となる。9,400-5,000で一時的に4,400円の負担は発生するが、12,000円バックでは制度が破綻してしまう。そのホテルには割引券3万円付 34,463円のプランもあった。この場合、宿泊代金は22,400円に値引され、地域クーポン5,000円分が貰える事になり、実質12,400円で30,000円の割引券を得る事ができる事になる。都内のホテルはどこも競争が激しく客を一人でも獲得したい気持ちは分かるが、原資は国の税金であり、GOTO適用を謳う以上はGOTOの細かいルールや趣旨を守ってホテル側も参加してもらいたいものである。