菅総理「大胆な規制改革」に必要なのはファミマ社長の改革論「現場がすべて」

菅総理が「大胆に規制改革」「省庁の縦割りを打ち破る」「おかしいと思った事は直していく」等と発言しているが、改革と言えばファミマ社長だ。マニュアル主義、前例主義、右へならえが当たり前の大企業において、4年前から様々な無駄規定を廃止し、凝り固まっていた組織を変えてきた。国が今頃「規制改革」とか吠えているのは4年遅い、と彼は思っているに違いない。勿論当初は批判や反対もあっただろうが、トップダウンで強引に吠え続けてきた事で雰囲気が変わってきたという。今回は澤田社長の取り組みが凝縮されている一冊「職業、挑戦者」を買ってみた。国の皆さんも是非これを買って読んでみると良いだろう。

前例主義やマニュアル主義を撤廃して現場主義に、加盟店の客層キーや検品廃止も含めた大幅な改革、本部社員の服装を自由化したり、職場をフリーアドレス化、社内SNSの活用、女性の採用を大幅に増やしてオジサンばかりの会議を廃止、アンケートを取って全部公開、悪い順に公開、店舗では既にダイバーシティが徹底されていたのに本部社員はできていないなど、国にも言えるであろう多くの課題をぶち壊してきた人だ。
国の縦割り行政の打破の象徴としては、省庁を廃止するか、省庁の庁舎を全て橋でつなげるか、霞ヶ関の中だけ回る電車やモノレールでも引いてしまえば良いのである。車や徒歩で省庁間の行き来は面倒と思っている人は多いだろう。「改革のできない人は消えてもらう」と本書の中で述べているが、菅総理も同じ思いだろう。イタリアでは議員定数が一気に3分の1に減る。国会議員の話でも議員定数削減、高額すぎる裏給与である文書通信費廃止、JR無料パス特権廃止など、おかしいと思った事は前例に囚われず民間の例を参考にしながらバンバン廃止してもらう事を期待したい。