車検廃止すべき 車贅沢品の時代終焉 利権の象徴である5の理由

菅政権で見直してもらいたい利権の一つが、車検制度である。これまで民間にできるようにするなど規制緩和が進められているが、最も車が故障しなくなった現在、制度そのものが不要であるとしかいいようがない。以下の理由から、自家用車における車検制度は今すぐ廃止すべきと考える。
1.車が贅沢品の時代は終わった
都内においては贅沢品かもしれないが、地方においては車はまさに足そのものであり、車がないと駅にも行けない、買い物にも行けない、コンビニにも行けないという人が大多数である。電車があったとしても15分に1本や1時間に1本であり、それなら車で行ったほうが早いとなるのである。車が贅沢品の時代は終わった。贅沢品というなら酒やタバコの税率を上げるべきである。
2.重量税や自賠責、印紙代を強制的に徴収するだけでしかない
初回の車検は3年、継続車検は2年であるが、車検を通すのに法定費用(自賠責+重量税)だけでも自家用車で5万以上掛かる。新車で買って3年後に5万、そしてまた2年後に5万なのである。重量税など何のための税なのか分からないし、車検の度に取る必要性も感じられない。建前上車の点検のためという事になっているが、現実として金を取るためだけの制度でしかないのならば、さっさと廃止すべきである。
3.車は故障しない
昔の車ならまだしも、最近の新車で、車が故障する事は滅多にない。車の故障が考えられる場合はメーカーがリコールを出し、所有者全員にディーラーに来させるように通知を出し、未然に防げている側面が大きい。既に私は12万km以上走っているが、車が急に止まったというようなトラブルは一切ない。
4.車の信頼性も向上している
外車は知らないが、国産車に関してはガソリンを入れてオイル交換とタイヤ交換さえしておけば永遠に走るとさえ言われている。半年おきにオイル交換し、5万kmでタイヤ交換していれば殆どトラブルになる事はない。オイルもタイヤも金が掛かるのがネックであり、だからこそ国が強制的に徴収する税金は必要最小限でなければならないのである。
5.自動診断装置が入っている
最近の車は内部に診断用コンピュータが入っていて、ちょっとした事でも異常があればすぐメーター上に通知を出し、ディーラーに行くように促している。いわば毎日車検、走る度に車検を受けているようなものである。どうしても点検が必要なら「スマホで車検」ではないが、検査員の指示に従ってビデオ通話で点検し、問題がなければ車検を通すようにすれば良い。
一方、車屋からすれば点検整備の提案ができなくなる、あるいは車の買換提案ができなくなるというデメリットを主張してくるかもしれない。しかし、販売時に金を取っておきながら点検でも金を取るというのはいかがなものかとしか言いようがない。現状でも各販売会社で点検パック、あるいはカーリースなる物を作り半ば強引に客を囲い込んでいるのだから、点検整備等は適切な価格設定で適切な勧誘方法でなければならない。
車を所有するには、購入時の消費税、自賠責、任意保険、重量税、自動車税、ガソリン税(消費税も込)というようにまさに税金の塊であり、東京基準の料金設定になっているのは非常に納得が行かない。どこに住んでも電車があるような地域なら良いが、田舎はそうではない。車検制度そのものの撤廃、期間延長、あるいは車の所有地が東京以外なら自賠責と重量税を半額にするなど実態に合った内容に法改正してもらいたい物である。