スカイツリー入場料半額 行ってみたら長蛇の列も予想以上の夜景に衝撃

東京スカイツリーが、事前の予約・当日販売ともにすべての種類の入場券を半額にするキャンペーンを実施している。10月4日まで。感染症を受けて客が大幅に落ち込んでいる、あるいは日本を元気にしたい思いを込めてのものなのだろう。JR東も新幹線を半額で売り出しているし、来ないよりは来てくれた方がいいのだろう。「半額にするぐらいだからほとんど客は来ていないのだろう」と思って閉まる1時間前ぐらいに行ったら「30分待ち」という長蛇の列で衝撃を受けた。と言っても混雑するのはチケット購入り場を対面でやっているからであり、JRAみたいに全部セルフにすればよりたくさんの客を捌けるに違いない。(対面だと客が余計な質問をしてくるのでそれで時間が食われる)

チケット売り場は4階にあるのだが、それまでに必ずエスカレーターを上ってショッピングエリアを通らさせるのがスカイツリーの戦略なのだろう。商品を目に入れさせれば何かしら買ってくれるだろうという思惑があるに違いない。年々入場者が減っていると言われているが、すぐに展望台に上がれないのは負担と言えるだろう。

そんなこんなで、こちらが本家本丸のスカイツリー。634mあるが、客が登れるのは350mと450mのみ。450mに上るには追加で1,000円程度支払う必要があるが、キャンペーン期間中は半額なので差額は500円となる。

窓口が8つあるのだが、6つのみ稼働していた。それで何千人も来たら大行列になるのは分かり切っている話であり、窓口を増やす、あるいは券売機で購入させるなどの滞留時間軽減策を取った方がいいだろう。今回は30分だったが、この調子だと去年は2時間待ちとか余裕でやっていたのだろう。消毒とサーモカメラによる感染症対策も行われていた。チケットを受け取り荷物検査と金属検査を通るとエレベーターに入る事ができる。エレベーターは350mを1分で上る高性能なものが使われている。チケットを買ったら逆戻りや散策は許されず、全員エレベーターに乗らなければならない。

こちらは350mから見た景色。普段見られない景色であり、目に焼き付くこと間違いないだろう。

ガラスが斜めになっていて反射しづらい、展望台の照明も暗めになっていて光が入り込まない工夫がされていた。展望台にはソファもあるので休む事も可能で、カフェも入っている。もちろん屋内なので雨に濡れる事はない。

運が良ければ窓に映し出されたプロジェクションマッピングが見られるかも。

で、こちらが定価で1,000円の追加料金がかかる展望回廊。その分高さは100mプラスされる。先に450mに行くことはできず、全員350mに行った後その階にあるチケット売り場でチケットを買うか、あるいは事前に買っていた人は改札を通って450mエレベーターに乗れる。

より高くなった分、景色の密度は濃くなるが、いろんなものが米粒になりすぎて、最初の感動に比べれば「う~ん」という雰囲気をしている人が多かった。こっちの客が少ないのもなんとなくわかる気がする。450mを買った人は先に450に連れて行った方がいい気がするが、あれだけ人がいたらそんなオペレーションは無理だろう。

350のほうにはなかった街の解説などが表示されていた。

450mに行かないと見れないのが「ソラカラポイント」である。最高到達点というのが分かりづらい言い方だが、要は客が行く事の出来る部分としてこの場所が一番高いですよ、という事だ。ついでなら634mまで連れて行ってくれよと言いたい所である。
 
もう一つの見どころとして、340mにあるガラス床がある。ガラス床は完全に床がガラスになっていて340m下まで見る事ができるが、人が乗っても落ちる事はない。最後は340→5階のエレベーターで戻ってきた。そこにもスカイツリーショップがあった。客数がかなり多いので、フロアも450、445、350、345、340と分散させているが、利用客減少の切り札というか魅力向上という観点で言えば、駅から直で展望台に上れるようにする、あるいはさらに上の階を開放する、1万払えば優先入場とかスタッフ専用エリアに入れるとか、サービスを増やしていくしかないだろう。
スカイツリーに関して、今まで入場料が高すぎていく気がしない、待ち時間が長すぎていく気がしない、という人は今がチャンスなので行ってみるとよいだろう。またGOTO東京解禁で東京の名物スポットに迷った人は、ぜひスカイツリーに行ってみてもらいたい。ついでに近いので浅草も見てこればいいだろう。