河野行革相、自身のサイト内に”縦割り110番”設置 「仕事早い」ネット民賞賛

河野行革相が、自身の公式サイト内に行政の無駄な規制等を報告する「行政改革目安箱(縦割り110番)」を設置した。行革大臣は専用の省庁を持たないので、省庁内のページではなく河野氏の公式サイトからアクセスできる。総理からはコールセンターのような物の設置を指示されていたらしいが、「今のようなネットの時代、ネットからご意見を賜りますで十分だ」とし、ネット上のフォーム設置で対応した。

相変わらずの仕事の速さというかスピード感は評価できるが、名前やメールアドレス等が必須となっているのは個人情報保護の観点から突っ込みたいところである。最近は役所のフォームでも完全匿名で送れるフォームが増えてきていて、かつ110番や119番自体も匿名で通報可能なので、匿名に対応すればさらに素晴らしい物になるだろう。また、将来的には首相官邸や各省庁の公式ページから独り言を送る感覚でワンタッチで行政改革や無駄な規制の改善を送って、さらにそれが実際に改善され、国民の目に見える部分がどんどん変わっていけば、将来的に省庁廃止も視野に入ってくるかもしれない。ファミマの澤田社長は2016年の就任時から「コンビニをぶち壊す!」として改善改革を訴え徹底した現場主義、曖昧な指示ではなく的確な指示、当時コンビニ業界では異例となる客層キーを1年かけて廃止したり、1,600ページのマニュアルを100ページに、検品廃止、24時間営業廃止、など無駄ルールや無駄規制をバンバン廃止しまくったが、これからの政府も無駄規制や無駄ルールをどんどん廃止していくという点でようやく澤田社長の先見性に追いついたと言えるだろう。役所に限らず組織は都合の良い意見は上に上げて都合の悪い意見は上に上げない習性があるが、都合の悪い意見こそ上に上げてトップダウンで直していく必要がある。これからの菅内閣は、ただご意見を承りましたと言って握りつぶすのではなく、意見を真摯に受け止めそれを実際に改善する行動力が求められているのかもしれない。