菅官房長官の出馬会見がもはや総理就任会見だった件

菅官房長官の総裁選出馬会見が午後5時から45分間行われていたが、雰囲気はもはや「総理就任会見」だった。安倍総理の退陣会見とは真逆に、まるでスピーカーが割れるぐらい大きな声で気合いが入っていたように感じた。いつもの官房長官としての会見ではあまりしゃべらない印象だったのに、この記者会見では具体的にかなりしゃべっていたように感じた。(もりかけさくらについては従来通りの回答だった)

記者からは賛否両論様々な質問が飛んでいて、中には質問終わりと言っているのに「まだあります!」「答えてください!」「解散しないのですか!」などヤジというかマナーの悪い人もいたが、そういう人達を軽々といなせないと総理という役職は務まらないわけで、ある意味洗礼と言えるだろう。アベノミクス等の安倍政権の主要政策については引き継ぐとした上で、コロナ対策が最優先課題でありそれを推し進めていくとした。記者の質問も「菅政権」という言葉を使うなどもう総理になったかのような質問が多かったが、これでも厳密にはまだ総理になっていないのである。安倍総理は石破氏にはさせたくない、岸田氏のラブコールにも「私は答えない」と返していたようで、事実上の菅氏一択となった瞬間に「細田会長がうまくまとめてくれた」とコメントし、いかにも分かり易いというか、意中の人が総理になりそうで安倍総理もホッとしている事だろう。安倍総理の任期はあと12日程度残っているが、今日もコンビニ問題について公取が結論を出すと発表したように、今まで結論が出ていなかった施策等の結論が上がってくるのは違いない。と同時に、思っていたよりしっかり、ハッキリしゃべっている菅氏に期待したい。