変なホテル舞浜宿泊記 ランド近くも魅力的 非接触で完全無人、ロボット接客

ホテルにおいては鍵の受渡や施設説明などがあるので対面で接客を受けるのが定番の光景となっているが、完全非対面でチェックインできるホテルがある。「変なホテル」だ。変なホテルは名前からして既に変なのだが、どこが変かというと、完全無人でロボット接客によるチェックイン・チェックアウト、客室にロボットが置いてあり簡単な質問等に答えられる事でありフロント業務を削減している点である。今回はディズニーの近くに立地している変なホテル舞浜に6,500円で泊まってみた。本来は1万円する部屋であるが、GOTO適用で3,500円値引された。
チェックインは15:00、アウトは11:00である。

これが「変なホテル」だ。この周辺で一際目立つので、迷うことはないだろう。駐車場はホテル公式だと24時間2,000円だが、周辺のコインパーキングだと24時間1,000円程度で止められるので、そちらを利用するのが良いだろう。ディズニーへも徒歩20分/バス5分程度で行ける。

ホテルに入るとまるで動物園か何かと見間違えるような、巨大な恐竜が展示されていた。ディズニー近くに立地しただけに子連れが主な客層と考えて、子供に喜ばれる展示をしているのだろう。

アメニティは基本的に客室にあるが、ティーの粉だけはないようなので予め取っておこう。

フロントにいるのはホテルマン、ではなく恐竜だ。しかも動きもするし日本語をしゃべる。簡単な会話もできるようである。チェックイン時刻の15:00になるとチェックインが可能になる。普通のホテルのように10分とか20分ぐらい早く来て入れてくれるような柔軟な対応はなく、時刻が15:00にならないとタッチパネルを触る事すら許されないのはメカっぽい対応と言えるだろう。
非対面なので感染症対策になるほか、女性だと見た目や化粧を気にしなくていいというメリットもある。完全無人と書いたが、完全に人がいないわけではなくてトラブル時等には人間が対応してくれるが、基本的に表に出てくることはない。客室からフロントへの電話も人間に繋がる。

言語が表示されるので日本語を選ぶ。タッチパネルの良いところは多言語対応できる点である。次に名前を音声入力、あるいは手入力で入れる。対面だと何回も聞き間違えられたりするので、手入力だと間違えることもなくスムーズにチェックイン可能だ。

事前に予約していた住所等について確認し、署名をして完了だ。次に隣のマシンで支払い操作を行う。支払いは現金またはクレジットカードで、カード払いの場合は暗証番号の入力が必要。

カードキーの発行枚数が選べるのも良心的だ。1人利用でも2枚欲しい場合もあるだろう。勿論長ったらしい施設説明も無く、カードキーが出てきてチェックイン完了、後はエレベーターに乗るだけ、という感じだ。

実際に上がってみると電子マネーで払える自販機があった。ホテル内にはなかなか無いので感動である。
廊下も「変」な割にはしっかりしているなと感じた。部屋への入室は「顔認証」はなくカードキーのみとなる。今回はこのホテルで一番グレードが高く、各階に二部屋しか用意されていない角部屋を選んでみた。


この部屋の広さを見るに、1.5万円相当の中堅ホテルと変わらないぐらいのクオリティであると感じた。特にディズニー周辺のホテルは足元を見ているのか相場が高めなので、ディズニー周辺と考えると半額ぐらいと言っても過言ではないだろう。ベッドは固めであるが、気にしない人には十分だろう。ちなみに部屋の中は土足禁止で使い捨てスリッパが用意されていた。

バスとトイレは別になっており、最近流行の仕様である。

浴槽もこのクラスのホテルにしてはそこそこ大きめの物が採用されていた。風呂椅子なども用意されているので、家庭と同じような要領で宿泊でき、余計な心理的負担が掛からないのは素晴らしい。部屋と廊下を仕切る扉が用意されているのも家庭的と言えるだろう。  
宿泊客の多くの目的は客室内に用意されているロボット「ロボホン」だろう。フロントに寄せられる基本的な質問、つまり近くの観光地や天気やチェックアウト時間などの質問に答えるほか、しりとりなどもできるようだ。壊したら弁償らしいので壊さないように注意が必要。で、ベッド近くの照明はスイッチで操作できるのだが、部屋の照明だけはどこを探してもスイッチがなく、ロボホンに「照明つけて」と言わないとオンにならないので注意。放置しておくと勝手にしゃべり出すので、静かにして欲しい時は頭の上のスイッチを3秒押して話すとマナーモードになる。
 
夜の風景もなかなか幻想的な部屋であった。ロボット好きの人、ディズニーの近くで安く泊まりたい人は是非候補に入れてみるのも良いだろう。