「ペコちゃん」危機?不二家が赤字転落 コンビニ台頭で苦境

不二家といえば「ペコちゃん」で有名な洋菓子屋であるが、15年末から157店舗の大量閉店を行う等で赤字に転落したという報道があった。洋菓子店を1910年から出している老舗であるが、コージーコーナーなど多くの洋菓子チェーンの競争に巻き込まれているのは事実である。報道では「コンビニ店舗が増えたからではないか」という分析もされていたが、多少の影響はあるだろうが致命的な原因とは考えづらい。なぜならケーキや洋菓子を買う時にコンビニに行こうとか、コンビニのスイーツで誕生日をお祝いしようとはならないからだ。明らかに同種競合に食われたと考えるのが妥当で、一人需要に関してもスタバ等に移っていると考えるのが筋だろう。実際に近くの不二家で商品を買ってきた。

3つ合計で税込1,300円ぐらいした。高いのか安いのかは甲乙つけがたいところであるが、あと1割ぐらい安くなればと思うところであろう。見栄えは他社に比べてしっかりしているように思うが、殆どの客が重視するのは味(甘さ)だろう。味については全体的には美味しいのだがシニア層が好みそうな甘めが控えめの味付けになっており、最近のトレンドとは少し離れているような気もする。洋菓子店の客離れの原因は単純に言えば「味と価格」であり、不二家は他社の商品を徹底的に研究して原材料や製法から徹底的に見直していく必要があるだろう。