当方Windows 10の自作PCで、常時スリープ(休止状態)運用しています。
寒くなって突然、PCがスリープから復帰しなくなりました。
ここまではよくあることでデータを失う覚悟で再起動を掛けました。
その後Windows Updateをしスリープしようと思ったら、電源が落ちた後なんと即立ち上がってくるのです。ゾンビのように。
イベントログを見るとスリープ1秒後に「省電力状態から復帰しました。 原因:不明」ということで、迷宮入り。
スリープを邪魔するものをコマンド打って探してもダメ、winsatやsfcなどの修復ツールを試してもダメ、ネットワークアダプタのネット経由起動をいじってもダメ、マウスやキーボードのスリープ設定をいじってもダメ、電源管理の中にあるスリープ許可タイマーを無効にしてもダメ
キーボードとマウスを抜き差ししてもダメ
ウイルス対策ソフトでクイックスキャンしてもダメ
運よくシステムの復元の中に復元ポイントがあったのでWindows Update前の状態に戻してみても、ダメ
ハードかソフトか??もしハードならマザーとメモリとCPU買い替えか?つらいなあ。
なんて切り分けをしていたところ、最大の矛盾点を発見。
シャットダウンをしてもなぜか起動すること。いや、シャットダウンじゃないじゃん。
※高速スタートアップを無効にするとなぜか立ち上がってこなくなる
ということで、ハードと断定。
電源装置の元のスイッチを一度オフにして、オンにしたら元の挙動に戻りました。
スリープ後の即復帰なくなりました。
ということで、原因は電源装置が長期間電源オフされないことによる動作不良だったようです。
パソコンも何となく軽くなったし謎の電磁波(高周波音)がなくなったような気がします。
やはりスリープ運用でも定期的に電源装置ごとオフにしなければいけないと言うことですね。いやあ、したくないな。
解決方法は意外にも盲点、というか意外なところでしたので、常時スリープで運用しているユーザーの参考になれば。
