駅直結!スタバ有!バストイレ別!ホテルメッツ 横浜桜木町宿泊

桜木町と言えば再開発ラッシュと言われているエリアであるが、その場所に新たなホテルが誕生した。2020年7月に新規開業した「JR東日本 ホテルメッツ 横浜桜木町」である。ホテルメッツはメトロポリタンの廉価版であり最近バンバンホテルを出しまくっているが、JR東名義というだけあって他社には絶対不可能なのが駅の空き地などを使って建設する事で駅直結、あるいは駅1分など極端に近い事である。桜木町駅もこのホテル建設に合わせて改札が新規設置されたので、大きく利便性が向上している。またホテルは3~12階構成で3階がフロントとなっているが、1階には成城石井とレストラン、2階にはスタバが入る豪華な構成となっている。フロントを1階にしないのも最近の流行だ。部屋も最新のトレンドを取り入れておりバス・トイレ別、充電器標準、空気清浄機標準、個別空調、シャワーと湯船の配管が別、USBソケット、ネット動画対応テレビ、選べる2つの枕、豊富なアメニティ、無料コーヒーなどのサービスがある。ホテルメッツシリーズと言えば線路の近くに建設される事が多いが、電車の音も殆ど気にならず防音がしっかりしている点もポイントが高い。新築ホテルとはどのような物なのか。GOTOを利用して泊まってみたのでご覧頂きたい。

1枚目の写真がホテルの建物だ。桜木町駅の目の前に建設されたので、迷子になる事はまず無いだろう。建物内に入るとなんか列車が沢山並んでいて「ホテルじゃないの??」となるが、問題ない。この建物一体がホテルであってエレベーターに乗ればフロントに行ける。勿論宿泊せずスーパーやスタバのみの利用も可能だ。

このようにホテルメッツの看板にしたがって入っていくと、3基のエレベーターが並んだ空間が出現する。これで3階に上がればフロントに行く事ができる。客室階にはカードキーをかざさないと動かず、深夜はカードキーがないとそもそもこの空間に入れないのでセキュリティも万全だ。

フロントはこのようになっており、昨今の事情も踏まえて完全タッチパネルでのホテル業務を行っている。チェックインは紙を一切使用せず画面に出ている住所等を確認して署名して完了、支払も全部機械で行う。支払が完了すると機械から部屋情報が書き込まれたカードキーが出てくる。チェックアウトはカードを差し込んで完了だ。朝食券もレシート方式となっている。タッチパネルの割にはタッチパネルの補助役のホテルマンが5人ぐらいいるあたりがさすがJRだと感心するところである。

歯ブラシと使い捨てタオル以外のアメニティは部屋に備わっていないので、このアメニティステーションから各自が必要な分だけ取っていくスタイルとなっている。運営経費を最小限にする今時ならではのスタイルである。右写真は宿泊者が無料で利用できるコーヒーマシン。(といっても2階にスタバがあるんですけどね)

早速部屋に入ってみた。第一印象はずいぶんと窮屈に押し込んだなぁという感じであるが、数時間いたら慣れてこれでも十分と思うようになった。

部屋はベッドのみで、それ以外の余剰スペースは無いと思ってもらった方がいいだろう。回転率重視の駅チカホテルとしては妥当だ。部屋はシングルでもベッドサイズは1.4m×1.95mのダブルサイズを入れているのもポイントが高い。ベッドはシモンズ製、枕は西川製を採用。エアコンは個別空調となっており、家庭用と同じぐらい静かなので大変素晴らしい。

外からの昼間の風景はこんな感じ。この部屋は半分ビルに遮られているが、場所によっては眺めが良い部屋もあるかもしれない。駅チカでこの価格帯のホテルで夜景も見れたら感動間違いなしだろう。

空気清浄機は全部屋標準。プラズマクラスターの上位モデルが採用されていた。

引き出しを開けるとデスクライトや手持ち照明になるライトが入っていた。ビジネス客を重視するJRらしい道具である。スマホの充電器(2A)やUSBケーブルも入っていた。

その下の引き出しにはポットやカップが入っていた。
ビックリしたのが、ファンレス完全無音冷蔵庫を採用している事。ファンがないので騒音は一切発生しない。冷却能力は通常のホテル冷蔵庫に比べれば劣るが、6時間ぐらい置いておけば十分飲み物も冷えている。静粛性に拘っているホテルという事がよく分かった瞬間である。

テレビはパナソニック製の43インチを採用。今時のホテルらしく、テレビでランドリーの使用状況などを確認する事ができるので混雑防止や密防止になるだろう。またネット動画の再生にも対応している。各自のアカウントでの利用も可能だが、消去ボタンを押さないと消えないので注意。そして4枚目は夜景。特に夜景をウリにはしていないが、このクラスのホテルにしては十分だろう。

こちらが引き戸を開けたところのバストイレ別の水回りである。新築だけあって最新型の水回りが入っており、かなり綺麗だった。バストイレ別は日本の家庭ではもはや当たり前であるが、家庭の雰囲気に近づけるというのが最近のホテルのトレンドになりつつある。

浴槽の大きさは都市型ホテルにしては合格レベルで、奥行きはまぁまぁだが深さがかなりあるので風呂に入った感は味わえる。通常ホテルといえば浴槽とシャワーが一体になっているのがほとんどであるが、ここは浴槽とシャワーも別で家庭用と同じ浴槽パッケージをそのまま導入している。風呂椅子や洗面器もあるので一般家庭と変わらない使い勝手で使えるはずだ。スイートルームならこういうのは当たり前かもしれないが、シングルで、一番廉価グレードでこのクオリティというのはなかなか無いだろう。

お湯を入れている様子。入浴剤がアメニティで配られているので、入れてみるのもよいだろう。

洗面台周りはこんな感じ。お湯も出るようになっている。

スイッチはベッド付近に全て集約されており、このスイッチで部屋全ての照明の操作が行える。というか部屋の照明スイッチはここにしかないので注意。ついでなので、併設されている2階のスタバで商品を頼んでみた。

何も言わなかったが、「ありがとうございます」と余白部分にメッセージを書き込んでくれた。東京や神奈川のスタバは結構こうやってメッセージを書いてくれる事が多い。朝食は和食と洋食が選べる。昨今の様子を鑑みブッフェではなくプレート形式で提供。勿論お代わりも可能。特別美味というほどではないが、平均的というか早朝に開いている飲食店が少ない事を考えると次第点だろう。

既に桜木町付近には沢山のホテルがある中でのJR東日本の本気の攻め。これからは鉄道ではなくホテル事業でも稼ぎますよ、という強い姿勢を感じたところである。後発ながら他社をよく研究していて隙がないというかかなりスペック高めのホテルに仕上がっている印象だ。観光目的の人、駅チカのホテルを探している人、綺麗なホテルが良い人、静かなホテルが良い人はぜひホテルメッツに泊まってみてもらいたい。