時間貸駐車場 最大24時迄と24時間は大違い!法律で規制すべき

コインパーキング(時間貸駐車場)といえば私もよくお世話になっているが、その複雑な料金体系が課題である。以前記事にしており、消費者庁がガイドラインを出すなどしているが、依然として料金体系は複雑なままだ。一日止めればいくらという甘い世界ではない。通常の従量料金に加えて、昼間と夜間で設定が違う、日祝だけ設定が違う、夜間は最大料金があるが昼間はない、最大料金は一回限りか繰り返し適用なのか、最大料金は一日最大なのか24時間最大なのか、12時間最大や6時間最大など複雑怪奇すぎる。

例えば、24時間最大 1,000円と書いてあった駐車場があるとしよう。この場合、単純にどの時間に入っても24時間以内に出れば1,000円というのは保証されている。しかし、8-20 20分300円(一日最大1,000円 一回限り)20-8 1時間100円という駐車場があったとしよう。この場合、24時間いた場合は1,000円では済まない。例えば昼の11時に入って次の日の昼10時59分に出た場合、その日のうちは1,000円で済むが、それ以降は深夜料金、そして日付が変わると従量料金に戻るのである。つまり、11-24の分が1,000円、次に24-8の分が800円、そして8時から10時59分までの部分、つまり20分が9回繰り返され2,700円で合計料金は4,500円になり、4.5倍もの差が生まれてしまうのである。本当に24時間止めるのであれば、一日最大の駐車場に止めてはいけない。24時間最大と一日最大は大違いという点を理解しなければならない。
8-20 20分300円(24時間最大1,000円 一回限り)20-8 1時間100円 という駐車場があったとしよう。この場合、一回限りなので、2日目以降は最大料金が適用されず従量料金となる。つまり、朝8時から48時間止めましたという場合、最初の24時間は1,000円となるが、それ以降は900×12+1,200となり、合計金額は13,000円となるのだ。24時間最大1,000円といっていたのに、大きく料金が膨れあがってしまっている。
料金に対して抗議しても「看板に書いてますから」「計算してみて下さい」「合ってますよね」「同意して利用されたんですよね」「ではお支払い下さい」と言いくるめられて終了だ。私は看板をきちんと見て止めているが、適当に止めて痛い目に合った人は多いに違いない。
消費者庁としてもこのような不適正な表示、詐欺まがいの表示を是正するように法律を作って詐欺表示の禁止を義務化するしかないだろう。例えば最大料金についても繰り返しの物は認めるが一回限りは禁止、一日最大の表記禁止、最大料金がない場合は「最大料金なし」の表示を義務化、最大料金は6,12,24時間のいずれかにする、税抜表示の禁止などである。法律で明文化して業界間で統一の物差しの元に競争しないと、消費者にとって分かりづらいのは明らかだ。特にコインパーキングは道路沿いに位置しておりドライバーも数秒しか看板を見られない、判断できる時間が残されていない、猶予がない、そして一度入ったら金を払わない限り出られないのだから、政府としても厳しく対応していく必要があるだろう。