オートライト、自動ブレーキ義務化に続いてACC/LKAS義務化すべき

自動車については、国交省が最近安全装備について義務化の動きを強めている。以前は高級車の標準装備であったオートライトだが、夕方の事故が多い事、さらに軽では標準になっている事を受けて2020年4月から義務化、自動ブレーキも事故軽減に利するとして2021年11月の新車から義務化される。次に義務化しなければならないのはACC/LKASである。これが義務化されれば、高速道路での致命的な事故を圧倒的に軽減する事が期待される。また煽り運転等の防止や、ドライバーの安全運転に利する効果も期待される。
ACCとは、アダプティブクルーズコントロールの略であり、ボタン一つで起動し、最大速度を設定すればその速度の範囲内でレーザーセンサーあるいはカメラ等によってドライバーのアクセル及びブレーキ操作なしに、前の車に一定の車間を常に保持して自動で追従するシステムである。LKASとは、レーンキープアシストシステムの略であり、ボタン一つで起動し、ドライバーのハンドル操作なしに、車線を自動で読み取り自動でハンドル操作を行うシステムである。ホンダではホンダセンシングと呼ばれるシステムがこれに当たる。これらを一部メーカーは「自動運転」と言っているが、これら両方が作動した状態であれば高速道路では理論上手放し運転が可能となる。特にACCの中でも0~30km/hの追従を行う物は全車速ACCと呼ばれ、高速道路等における渋滞中の事故を圧倒的に軽減する効果が期待できる。
「コストが掛かる」という指摘があるが、メーカーの工夫によってACC/LKASは7~10万円台までコストが低減できている。全車標準となれば5万円台まで落とす事は可能だろう。最終的には殆どメーカー側で吸収して追加の費用が掛からないようにする事も可能であるに違いない。個人的に相手のミラーを不用意に壊すリスクを低減できるオートリトラミラーや事故処理に役立つドラレコも義務化してもらいたい所であるが、まずはACC/LKASの義務化、特に全車速ACCの義務化を早急に進めてもらいたいものである。