セブンカフェ、”氷だけ販売”の怪で賛否両論

セブンの一部店舗において、アイスコーヒーを販売時に「客が氷入りのビニール袋をアイスケースから取ってきて、店員がカップを渡す」という新しいオペレーションを導入している店舗があるという。本部はあくまで「テスト販売」としているが、ネットでは賛否両論が相次いでいる。
「氷をこぼしそう」「面倒だから買わない」などといった意見だ。しかし、考えてもらいたい。一般住宅においても常温空間に比べて冷蔵空間、冷凍空間ははるかに少ないように、それは店舗においても同様だ。冷凍空間は店舗全体の100分の1ぐらいしかなく、かなり限られたスペースとなっている。冷凍は冷蔵や常温空間に置くとすぐ溶けてしまうので、絶対に溶かさないように厳重な管理の下で冷凍商品を保管しているのが現状だ。

(右写真)セブンカフェの氷。足立区のセブンで売っていた。年配の客も手慣れた様子で氷を投入していた
理論的に考えれば氷入りコーヒーカップの空いている部分は空気であり、空気を凍らせても意味はない。また凍らせなければいけないのは氷そのものであり、プラスチックカップを凍らせても意味はない。それならば袋にして同じ面積で最大数量を格納できるようにする、カップを重ねるとか重ねないとかの無駄な気遣いを無くそうと考えたのだろう。常温商品は常温管理、冷凍商品は冷凍管理というロジカルに考えればわかる理論であるが、客の負担が増えているのは事実。しかし、最近はコンビニ本部も客の負担を増やす戦略に出ているので、「面倒だから買わない」という客に対しては「どうぞどうぞ」と思っているのかもしれない。冷凍納品を品出しする方からすれば負担軽減にはなるが、今後の動向に注目したい。