セブン、店員はレジ打ち専念「お会計セルフレジ」は成功するか

セブンにおいてお会計セルフレジの順次導入が発表されている。このお会計セルフレジはスーパーの通称「セミセルフレジ」と同等であり、店員がスキャンまでして、残りの支払い操作を客が行うものだ。なぜ完全セルフではなくセミにしたかというと、「店員不在の状況では酒タバコが打てない問題」を解決するためだ。しかし、店員側の意見は冷ややかである。なぜなら、コンビニ客がレジの操作を器用にこなす事は不可能だからだ。現状、コンビニ店内にもセルフレジの設置が進みつつあるが、偉そうにセルフレジの台に向かうも結局使い方が分からず店員を呼んでいる客がほとんどだろう。
本部は「店員の手数削減になる」などとしているが、このセミセルフレジ自体は店員の負担軽減にはなるが、カウンターの滞在時間が逆に増える可能性がある。コンビニ客は相変わらず現金支払いが多いが、「金どこに入れるんだ?」「そんなの聞いてない」「店員がやれよ」からスタートする可能性が高い。セブンが「時給800円で店員をスーパーマンに仕立て上げて何でもできるようにする教育」から店員の負担軽減を言い出したのは方向転換というか評価に値する所であるが、どちらにせよカウンターから早く退いてもらって、最小限の人員で最大限の回転をさせてきたコンビニ業界にとって、お会計セルフレジがどう寄与するのか、その成果が問われる所であろう。