支払期限過ぎても払える代行収納用紙を見分ける方法

公共料金等をうっかり支払い忘れた場合、家にコンビニ支払い用紙が届きますよね。
この用紙には「いついつまでに払ってください」という期限が書いてありますが、急に払えと言われても工面できないこともありますよね。
実は一部の用紙はその期限を過ぎても支払うことができます。

ではどこで見分けるのかというと、バーコードの下にある二段目の六桁の数字です。
ここでは「999999」になっているのがそれにあたります。
999999の場合は支払期限は設定されていないことになります。
支払期限の設定やこの数字は、支払先各社が自由に設定することができます。例えば、東京電力の代行収納は支払期限が設定されていません。
逆に999999で無い場合は支払期限が設定されており、例えば171010だった場合は2017年の10月10日の23:59までは支払えると言うことになります。支払期限は文字として書いてある期限の一週間先程度に設定されている場合が多いです。つまりそれで弾かれるってドンだけずぼらやねん、ということです。
一分でも過ぎたらレジに弾かれてしまいますので注意してください。

そして支払期限を過ぎたらやばいんじゃないか、という質問ですが、999999を設定している会社の場合は「なるべく早く払ってね」という意思の表れですので、1ヶ月以内なら問題ないでしょう。あまりにも長期過ぎると解約やライフラインの停止などになってしまいますので注意してください。
あくまで文字として書いてある支払期限は「この日までに支払って欲しい」ということですが、一日過ぎたから直ちに何かが起こるという物ではありませんのでお金が工面できた段階で支払いましょう。またなるべく引き落とし不能でこの用紙が届くことがないように、クレジットカード払いやこまめな残高の確認をオススメします。お金がないなら解約できる物は解約するのも一つの選択肢でしょう。

万が一支払期限が過ぎて紙ペラになってしまった場合は、支払先(電力会社や役所等)にその旨を伝えて用紙の再発行をお願いしてください。
「きっちり揃えて準備したのに」などとレジ従業員に文句を言う人がいますが、このようにシステム化されていますので対処のしようがありません。ちなみに切り取り線を間違って切り取ってしまってもセロテープでつなげばセーフです。また封筒ごと渡す人、ハガキで裏の住所を剥がしていない人などが多いですが店で個人情報は保管できませんので必ず支払用紙だけを渡して下さい。表記の金額と違うという人もいますが128円前後の手数料がかかるケースもあります。代行収納用紙の仕組みを理解して、賢く生活しましょう。