WHO「特効薬ない可能性」コロナは基本対症療法

WHOのテドロス事務局長が新型コロナについて「特効薬がない可能性がある」「現時点で取りうる対策をすべて取るべきだ」と警告した。コロナに直接効く薬というのは現時点ではないわけで、例えば熱が出れば熱を下げる、咳が出るなら咳を止める、などといった対症療法で治療するしかないのが現状だ。仮に特効薬が出てきたとしても本当に効くのかどうかという検証や承認期間も含めればあと1年ぐらいかかるのは確実なわけで、過度に期待をしてはいけない。
最近日本で流行しているのは無症状、あるいは軽症のものがほとんどで、若者なら軽い風邪のような症状で3日ぐらいで治るという報告もある。分類上はコロナ自体風邪ウイルスとほとんど変わりはない。特に最近は無症状も検査して「陽性」とカウントしてマスコミが数字ばかり取り上げて大騒ぎしているが、その内訳はどうなのか、つまり無症状なのか、軽症なのか、重症なのか、同じ「1」でもランクが違うはずで、その検証を今後していく必要があるだろう。本当に誤検出していないか、簡易検査だけで陽性と判定していないかという精度の問題もある。各都道府県知事が再び緊急事態宣言を出して休業のお願いや協力金などをやっているが、前回のように全業界を止めるという事はしないはずだ。ピンポイントで止めて経済への影響を最小限にしつつ、止めた業界にはしっかり税金で補償する、コロナと経済の両立がまさに求められている時期であるに違いない。