イソジン吉村で見えた「煽り報道」電波の力は偉大

吉村大阪府知事のイソジン発言は「イソジン吉村」などと呼ばれているが、報道によって大きくひん曲がって庶民に伝わった。

コロナウイルスを減らす研究結果が出た、というのをミヤネ屋が報道、そして庶民の間やSNS等で「コロナに効く」あるいは「コロナが治る」などといって自分たちの都合の良いように変換され、そしてドラッグストアの店頭から商品が消え、メルカリで5倍もの高値で転売された。吉村知事はメディアが悪いわけではないとしつつも、正確に報道するように注文をつけた。番組も視聴率を取るためにキャッチーな話題に変換しがちだが、電波の力は偉大である。何のために電波法に基づいてテレビ電波の送出免許をもらっているのか。放送法では公平中立に報道せよと定められているのだから、番組は公平中立に報道しなければならない。コメンテーターも飲み屋で言うような事をべらべらしゃべらず、それは飲み屋で言って頂いて、あくまでも仕事なのだから放送法の枠組みの中でやってもらいたい。
知事としても早とちりだった部分はあるかもしれないが、5日には「コロナを治す効果はない」「しかし拡大防止にはなる」「参考程度に使ってくれ」というように大きく発言を訂正した。転売もしないだろう、この言葉の通り受け取ってくれるだろうと思ったのだろうが、庶民はIQ80程度の人ばかりで、頭が冴えている人もいるがそうではない人もいる。知事クラスの人になればIQ120ぐらいないとやっていけないのだろうが、庶民はそうではないという事を念頭に置いてどういう呼びかけや施策が適切なのか検討する必要があるだろう。