“GOTO” 東京通過は補助 首都圏除外は諸刃の剣

22日から開始される”GOTO トラベルキャンペーン”について、都民及び東京発着の予約については補助の対象外となったが、東京を通過する旅行が補助対象になるのはどうなのかという意見が出てきつつある。政府側としても「千葉にはディズニーがあり、神奈川には箱根があり東京通過も除外となると多大な影響を及ぼす」として通過は認める方向で乗り切りたい構えだ。例えば高速においても東京通過が除外となれば首都高の利用はできず、外環や圏央道、東関道を使って移動するしかないが、それをどう証明するのかが難しいという課題がある。電車も都区内の駅通過はダメでそれ以外ならいいのか、大回り乗車はどうするのか、振替乗車はどうするのかなど課題は多い。
また範囲についても「除外対象を首都圏全体に広げるべきだ」という意見も一部にあるが、都知事も「よーく考えて」と暗に国に考えるように暗示し、今回東京だけが突出して新規感染者数が多いという趣旨を踏まえると東京のみというのは理にかなった施策だろう。東京の次に感染者数が多いのは大阪であるが、大阪府知事の考え方次第では今後大阪が除外される可能性も無きにしも非ずである。規制を強くすると旅行会社等が混乱し、効果も小さくなる事からなるべく規制をせず実施するのが好ましい。ネットでは「感染するから今は旅をすべきではない」という人間がいるが、じゃあ何月何日ならいいのかと聞くと明確に答えられないわけで難癖をつけているだけでしかない。それならば感染するから外一歩も出てはいけないのかという話になり、日々のスーパーやコンビニにも一切行かないのか、そういう人間はどうやって生活しているのかと問いたい所である。飲食や移動時の会話を控える、静かに食べる、宿泊施設等ではマスク義務化、検温を義務化してウィズコロナの時代、新しい生活様式を踏まえて旅をする事で感染者数を増やさず旅行業界も潤う、つまり双方がきっちり対策すれば両立は可能である事を申し添えておきたい。