藤井棋聖誕生に群がる大人達 将棋に集中できる環境作りが先決

藤井聡太七段がタイトル「棋聖」を獲得した事について、メディア報道が過熱している。将棋に関係のある内容ならまだしも、AI判定がどうとか、ジャニーズ級とかかわいいとか、AIやら恋人やら今日のご飯やらおやつやら、将棋に全く関係なく、かつプライベートにまでズケズケ踏み込んでくるメディアも一部にはある。
彼は注目される事は嬉しいが、それは同時にそれが一時限りの注目である事もわかり切っているに違いない。メディアの視聴率稼ぎに彼がフリー素材のように使われているのは見ていてかわいそうな部分もある。なぜなら彼は芸人でもタレントでもなく、棋士なのである。注目されて将棋ファンが増えるのはいい事ではあるが、過度な報道は本人にも負担がかかる。注目されればされるほどテレビカメラの台数が増えていくが、中学生や高校生でカメラ何十台に囲まれて負担に思わない人はいないだろう。メディアがしょうもない事を報道して国民の興味や関心を無駄遣いすれば本人にも負担がかかり、すぐ飽きられるという事にもなってしまう。ひふみんも一時注目の的となりその後CMオファーなどが殺到し、将棋に関係ないCMやテレビなどに出まくっていたが、今はめっきり見なくなった。彼が同じ轍を踏む事のないように、師匠や将棋協会など、どこがメディア出演を管理しているのか知らないが質の低いメディアや将棋に関係ない案件はいくら金を積まれても契約しない事が重要である。なぜなら彼が欲しいのは金ではなく成績なのだから。いくら棋士のレベルでトップクラスと言ってもメディア対応にこなれているはずもなく、そういうメディアを排除して将棋に熱中できる環境を守るのが大人の役目でありタイトルを取った今、そろそろメディアやスポンサーの選別が必要だろう。