大阪府知事、リニア開業遅れ「強い懸念」「国の責任で実行すべき」

大阪の吉村府知事が静岡県内の工事が難航し大阪までの2037年の延伸が遅れる可能性がある問題について「強い懸念を持っている。遅れないようにしてもらいたい。最終的には国の責任で(工事を)実行できるようにすべきだ」とした。関西弁に直すと「ええからはよつくれ」という所だろうか。府知事がリニアについてコメントしたのは報道ベースでみると半年ぶりで、極めて珍しい。

↑島田市の茶畑。

↑大井川。

↑「河川区域や河川保全区域で掘削等を行う場合は許可が必要です」という看板はJR東海に向けてのものだろうか。

↑大井川。命の水という言い方も分からなくはないが・・・。
政権も最近は府知事と仲が良いようで、安倍総理も府知事の言う事なら聞くのかもしれない。一般的に東海道新幹線や東名高速も含め、重要なインフラは国が作ってきた。今の会社は過去のインフラを引き継いで運営しているだけに過ぎず、民営化された後に自分でここまでの巨大インフラを作った会社はないだろう。もっと言えば田中角栄が直線で地図上にピーって引いただけでそれが実現されてきただけに過ぎないのだ。田中角栄がいない今、計画が難航するのは当然だろう。国も「JR東海の自己資金でやるから知らん」と放置せずに、3兆円投入したのであれば全額国費で建設して運営だけJR東海にやらせる、あるいは全額国費で建設した後借金を返させるぐらいにすれば県知事も国には向かうことはできないだろう。なぜなら民間企業の利益のためというロジックが通用しなくなるからである。ここまで問題がねじれた以上、国が一括して建設を請け負い国家プロジェクトとして多大な金を投入して進めたほうが意外と早く解決するのかもしれない。持っているカネは国の方がはるかに多いのだから。