コンビニ”人手不足”一転…応募殺到で現場は大混乱

従来「人手不足」とされてきたコンビニ業界に、応募が殺到している。役所の給付金や支援等も遅い、定額給付金も一ヶ月分にしかならない、生活保護出すにしても多くの制限が加わり膨大な書類を書かなければならず申請が面倒という中で、仕事をクビになった人、シフトを減らされた人、飲食店等で休業している人等にとって「即金で稼げる雇用の受け皿」となっているようだ。受かれば次の日から働けて最短当月に金がもらえる業種はなかなか存在しない。一般的にコンビニは時給は低いが、景気の良い時は「時給が低い」「待遇が悪い」「人手不足」と言われ、景気が悪い時には応募殺到でもてはやされる物である。確かに最近コンビニを見ても外国人やシニアが減り、日本人が少し増えてきたかなという予兆を感じる。
ゆえに人余りの状態になり、当たり店舗には既に人が居着いていて入れる余地がない故、今募集している店舗はハズレ店といわれるぐらいだ。
ハズレ店舗の特徴
・労基法違反店舗(朝礼で賃金出さない、法律上1分単位が義務なのに15分単位に書き換える、残業代を一切支給しない、有給がない、社保・雇用保険に入れてくれない、夜勤が一日連続12h、ワンオペなのに休憩を強制的に1h引かれる、季節商材の購入ノルマがあるなど)
・労働安全衛生法違反店舗(エアコンのリモコンが隠されていて使えないなど)
・所得税法違反店舗(給与明細を渡さないなど)
・時給が周辺相場に比べて低い
・納品量が天井に届くほど多すぎる
・客が異常に多く、時給と見合っていない
・菓子や冷凍の納品がバックヤードに収まりきらない
・職場環境が悪い。店長やお局主婦がよくキレる、ヒステリックになっている
・規則がいちいち細かく厳しい(シフトごとにゴミ取り替えなど)
・次の人がよく遅刻する
コンビニの魅力は試験不要、専門知識不要で誰でも始められ、よっぽど頭の悪い人でなければ全てのオペレーションを1週間で習得できる簡単さで、やり方が統一されているため一度覚えてしまえば全国どこの店舗でも働けるという点だ。通常の店舗の場合、新規で応募していきなり稼ぐというのは不可能で、月3~5万円程度から始まり勤務態度等が良好であれば半年~1年かけてだんだんシフトが増えていき、専属でやっている人ならば一般の会社員の収入と変わらないぐらいまで稼ぐ人もいる。都内なら派遣を渡り歩いて毎日違う店舗という強者もいるぐらいである。経産省のコンビニ検討会の頃は景気がよかったため「最低賃金では金にならない」という事で正社員就職が続出し人手不足と言われていたが、今この時代、最低賃金でも何でも良いから手元のお金が欲しいという人が増えているのだろう。ゆえに店長も誰でも彼でも採用するのではなく、原則既存で働いている人を優先し、人が足りているなら新規は断る、新規は倍率を上げて勤務態度や接客態度を十分に見極める必要があるだろう。