国交省、高速ETC専用で”現金廃止” それならバーも廃止すべき

国交省が高速道路の現金ブースを廃止するという報道があった。ETC利用率が93%に上っており問題ないと判断した。建前上新型コロナ対策という事だが、本音は匿名性の高い現金の排除、本線料金所廃止を狙ったものであり、料金所係員の人手不足問題や人件費の削減を行う事が可能になる。
最近建設されるインターはスマートインターのケースが多く、フルインターが建設される場合でもそのほとんどは無人で、機械にクレジットカードや現金等を投入して決済するようになっている。現金ブース廃止となればこれらの機械も廃止されるのかは不明だが、どちらにせよ時代に合った施策であることは間違いない。
逆に、ETC利用率が93%に上っているのであれば、ETC利用者の利便性を高める事も非常に重要である。私は以前から本線料金所の廃止も書いているが、ETCのバーもウザいと思っているドライバーが多いはずだ。当たっても車がへこまないふにゃふにゃしたバーをつけるぐらいならいっそのこと廃止した方がいいに決まっている。首都高ではバー廃止の動きもあるようだが、ネクスコ管轄の道路ではいまだ廃止になっていない。ETC規格上は100km/h走行の状態でもやり取りができる技術を有している訳で、あえて20km/hまで落とさせて精算しているのは宝の持ち腐れであり渋滞の原因や料金所での事故の原因、ドライバーのストレス増大の原因となっているのは間違いない。一方、高速会社は不正対策などというが、カメラの画質向上等によってナンバー等も録画でき、ドラレコも普及し、ETCはクレジットカードが基になっているので身元や身分も証明され全く問題ない。
さらにETC番号を紐づけたカードで物品が買えるようにする、通過するだけで物品の価格が引き落とされるようにする、非接触決済やバーコード決済全てへの対応、コピーや荷物の受け取りもできる、ドライブスルーで物品が買えるようにする、などなど高速道路はもっともっと改善の余地がある場所なのだ。旧道路公団ではなく民営化されたのだから、どんどん改善改革をしてサービス重視の高速道路にしていかなければならない。現金廃止と一緒にこれらの施策も強く進めてもらいたいところだ。