トリエンナーレ騒動で話題 そもそも”リコール”って何? 署名・方法・条件は?

あいちトリエンナーレにおいて色々騒動になっており、この騒動そのものについてはこの記事での記述は控えますが、その中で愛知県知事をリコールするという話が出ています。そもそもリコールとは何なのでしょうか。「車のリコールなら分かるけど?」という人も多いと思いますが、車のリコールとは概念が違います。「愛知県民だけど何をどうすれば良いの?」と思う人も多いはずですので、ここでなるべく難しい言葉は省いて簡単な言葉で説明しておきます。
簡単に言えば、「知事をリコール」というように使う場合は、
地方自治法に定められた都道府県知事の解職請求を行う事です。要はやめさせるという事です。
このやめさせるのにも条件があり、
・有権者の3分の1以上の署名(ザックリですが)
・住民投票で過半数の賛成を得る事
の二つをクリアしなければいけません。現在高須院長と名古屋市長はハガキを配っているようですが、これは署名のハガキではなく、署名を手伝ってくれる人を募集するハガキです。愛知県民の有権者は611万人らしいですから、それを2人で署名集めなどできるはずがありません。また有権者の3分の1以上の署名ですが、詳しい計算式は省きますが、それに基づいて算出すると約86万人の署名が必要であり、さらにそれを提出できたとしても、最後の投票で過半数の賛成を得なければいけないのでやめさせるのはなかなか大変というか高い壁だという事が理解できるでしょう。この高い壁のために、実際にリコールに成功したのは全国でも数えるほどしか例がありません。それを見越して愛知県知事もリコールされる事はあり得ないと高をくくっているのでしょうが、結果は神のみぞ知るという訳で、どうなるかは愛知県民次第といっても過言ではありません。