リニア新幹線 ネット民「静岡迂回すれば」も後戻りできない事情

リニア新幹線で静岡工区の着工が進んでいない件について、マスコミ等で報道される度にネット民は「だったら静岡を迂回すれば」「ルート変更すれば」「回避すれば」といつものように邪魔者を排除する論調を繰り広げているが、迂回できない理由は以下の通りだ。
・3ルートの中から選ばれたルートである事
・距離や到着時間が最短である事
・建築費や維持費の費用面でも一番安く済む事
・既にこのルートで沿線自治体も納得している事
・既にこのルートで国交省から建設指示を受けている事
・既にこのルートで他県も工事に着手している事
・隣接する山梨側、長野側では掘削工事が進んでおりルート変更は困難である事
・JR東海もルートを変えるつもりはない事

ルートの決定は2013年9月、国交省の認可は2014年10月であるので、許可を取り直して調査し直す時間を5年と考えると、開業が2032年とかになる公算は非常に高い。JR東海は2027年の開業を目指しているとしている以上、国策、国家プロジェクトであり、今さら後戻りはできない。迂回できるなら既にやっているという話だ。仮に迂回するとすれば2027年の目標を取り下げるしかなくなり、時間や建設費等もさらに掛かる計算になる。建設費が多く掛かればその分運賃にのしかかり結局困るのは客である。それよりネット民も会談では「条例を作れば認める」という話だったのに社長のいない所では「一切認めない」と社長の前では強く言えない度胸のない部分、田代ダムへの毎秒4.99tの水放出はいいのか、高速建設に伴う水枯れは良いのになぜリニアはダメなのか、また最初はリニア推進だった川勝知事が「空港に駅を作ってくれないから」という単純な理由で急に拒否に転じ、イチャモンに近い実現不可能な「全量戻し」を訴えている川勝知事をリコールさせる論法の方がロジック的には正しいのになぜしないのか。知事などいくらでも変える事が可能で、リニア推進の知事に交代させれば良いだけの話だ。田中角栄なら「リニアは国策だから反抗したら国から県への補助金・交付金全部止めるぞ」などと強引な手を使ってでも工事を強行していたに違いない。JR東海および客も最速・最短を求めるわけで、JR東海も県へのメリットを提示しつつ丁寧な交渉や説明が必要である事は言うまでもないだろう。