宝塚殺傷事件で「ボーガン」悪用 銃刀法で規制すべき

宝塚で家族殺傷に使われたボーガン。ボーガンといえば弓矢のようなものであるが、現在銃刀法の対象にはなっておらず、事件を受けて一部の自治体が有害玩具として条例を制定しているのみに留まる。菅官房長官は法規制を検討するとしているが、どのように規制するかは明言しなかった。
携行缶への給油が原則禁止となったのは京アニ事件の影響で携行缶に給油できなくなった人が「心もすっからかん」とか書いている人もいるが、あちらは無差別殺人に近い行為である。宝塚殺傷事件は無差別ではなく家族を殺害したという事であり、無差別でない点規模は小さいと言えるが、いずれも人を殺したという事には代わりなく、そういう事件があれば行政が動くという事を考えると、当然行政が動くべき案件ではある。
規制の仕方は簡単である。ボーガンを銃刀法の規制対象に加えればよいだけだ。例えばボーガンの弓の長さや殺傷度合や有害性に応じて「有害玩具」と「刀剣類」に分類し、刀剣類に関しては銃刀法の規制対象として許可がないと購入・所持・使用ができないという風にすればよい。また今回犯人は「通販で購入した」と言っていたが、ネットで検索すると多数の刀剣類が購入可能な状態になっている。刀剣類すべてについて、業者等に対して対面販売を義務づけるべきである。通販業者はあくまでも「自己防衛用」「護身用」として販売しているが、仮に刀剣類の通信販売を制限するにあたっては刑法に定める正当防衛との両立についても今後議論が必要だろう。