コンビニ大型車 枠無視駐車などマナー違反多発で啓発急務

コンビニに中型車や大型車・トレーラー等のいわゆるトラック客が来店する事があるが、原則駐車は出来ない。トラックを批判すればコンビニの商品も納入できませんよ、といわれればそれまでであるが、コンビニのトラックドライバーは厳しい教育がされていて荷下ろしも静かに、客優先などドライバー界の中でも厳しい規則の下運営されているはずだ。

しかし、一般のトラックドライバーの中には運営に支障を来すほどのマナー違反をするドライバーもいる。どういうケースかまとめてみた。
・長時間アイドリング
「冷凍品が溶けるからエンジン止められない」「買ったから良いでしょ」という理由は分かるが、特に「アイドリングはご遠慮下さい」と掲示がある店舗ではアイドリングは周囲の騒音になるので原則止めて頂きたい。駐車場でエンジンを付けたまま待機されると事務所や店内に排気ガスが入ってくるのである。どうしてもその必要があるならコンビニ店舗や住宅から100m程度離れた路上で路駐してアイドリングするだけでも大きく違う。
・長時間駐車
「時間調整」「4時間運転で30分休憩が国で義務づけられている」「文句はトラック協会に言ってくれ」という理由も分からなくはないが、商品買ったからと言って何時間も駐車して良い訳ではない。駐車場の状況にもよるが昼間は15分、夜間は30分が限度で、駐車場内に「15分以内に退出を」など掲示がある場合はその掲示に従う事。これは商品購入の有無は関係無い。店員に出ていって下さいと言われて二度と来ないとかいう前に掲示が出ている場合は規約を掲示している訳だからその掲示が優先となる。1時間以上駐車の場合は警察に通報する場合もある。
・一般車の駐車枠を無視して駐車
コンビニは基本的に一般の乗用車を優先した駐車場設計となっている。一般の乗用車向けの駐車枠を無視して横に中型車や大型車のトラック等を止めるドライバーがいるが、その分乗用車が止められない訳であるから店舗の営業妨害や機会ロスになりかねない。仮に1枠で1時間6,000円売り上げるとすれば1時間かつ6枠占拠で36,000円の機会損失が発生する。どうしても止めるなら乗用車の客が増える朝5時までには退出してもらいたい。トラック専用の駐車場が併設されている場合はそちらに、併設されていない場合は併設されている店舗で止めるしかない。
・大型車の駐車場がない店には入らない
店によってはトラックの駐車場がない店もあり、大型車OKの看板が無ければ基本NGだ。「使ってはいけないのか」という事だが、基本禁止だ。事故やトラブル防止のために大型車対応の駐車場が併設されている店で駐車して頂きたい。「飲食が手に入らないじゃないか」という意見があるかもしれないが、仕事前に調達して車に積んでおけば済む話である。
・路駐や高速のSA/PAへ
路駐に関してだが、深夜時間帯、交通が頻繁ではない場所、駐停車禁止の標識が出ていない場所であれば、警察もうるさくは言わない。警察も人間なので物流を支えているという事情を鑑み路駐でトラックを取り締まる事は滅多にない。近くに大型車対応のコンビニが無いなどと言う場合は、路駐するしかないだろう。また大型車対応のコインパーキングや道の駅、トラックステーション、トラック休憩所、高速のSA/PAも活用すべきである。大通りの場合、少し走れば道の駅はある。「現場まで遠い」とか「料金実費だ」とか「いつも満車だ」という意見があるかもしれないが、特定のSAは混んでいるが特定のSAは全く空いている、時間帯によって全く違うと言うこともありうるので色々なパターンで検証するとよいだろう。
・乗用車も止めてるじゃないか
乗用車も同じような傾向は見られるが、乗用車は私的に来店していて指摘にも素直に従う。一方、トラック等は会社の指示で定められた時間やコースに走行し、業務の合間に立ち寄っている訳であり、その目的が異なる。よって乗用車が良いからトラックもいいという事にはならない。またトラック運転手の中にはプライドが高い人もいて「俺は乗用車より偉い」「デカイ車は偉い」「収入が店員より高いから偉い」と思い込んでいる人もいて店員の指摘に従わないなど厄介なケースになる場合も時折ある。

コンビニ本部も「お客様だから」という事で無断駐車や長時間駐車に関しては基本ノータッチ、加盟店でやってねと言うことで加盟店も多大な対応に追われているのが現状であり本部も啓発を強化する必要がある。警察が私有地だからと応じてくれないという場合もあるようだが、警察と仲良くなっていれば私有地であっても対処してくれる事は多い。店舗の掲示を守らない悪質駐車、長時間駐車に関しては店側も毅然と対応する時代になっている事を理解する必要があるだろう。