マンションの住宅ローン「借りられる額と返せる額」は年収で決まる?

分譲マンションの購入には2,000万や3,000万などといった高額な資金が必要であるが、これらの資金を一括でポンと出せる人はそうそういない。いたとしたらよっぽどの富裕層ぐらいだ。そこで住宅ローンを使う事となる。
有名な物として「フラット35」があるが、これは民間金融機関と住宅金融支援機構が連携して実施している住宅ローンであり、年1.3%の低金利を実現している。しかし全ての借り入れに対して年収に占める年間返済額の割合は以下のような条件がある。
・年収400万未満は30%以下
・年収400万以上は35%以下
この借り入れは自動車のローンも含む事となる。例えば年収300万で月3万円の自動車ローンを返していた場合、本来であれば月9万円まで借りる事が可能であるが、自動車のローンが影響して月6万円までの物件に限定されてしまう。
同様に、年収500万で月5万円の自動車ローンを返済していた場合、月14.5万円まで返済可能であるが、これが月9.5万円にまで減ってしまう。マンションを買うのであれば予め車は整理するか、安い車に買い換えるなどしておく事が重要だろう。営業マンによっては10年住んでもらって10年後売却すれば微々たる負担で済みますよと言うような営業トークがあるかもしれないが、10年後その価格で売れる保証はない。
さらにこれはマンションの営業マン等から解説があると思うが、部屋の物件価格に保証料や警備料、火災保険やネット代等も含めた物が最終的な返済金額となるので、例えば月6万円の枠があると言っても実際は月5万円ぐらいの枠しか選べない事となり非常に選択肢の幅が狭まる事になる。勿論自己資金を入れればこの限りではないが、年収によって借りられる額・返せる額は必然的に決まってくるので注意が必要だ。