コンビニ 再契約(更新)率は何%? 本部は92%謳うが解釈変えれば60%台も

コンビニ加盟時に気になるのが再契約率だ。しかし、コンビニ本部はハッキリとした再契約率というデータを公開していない。ただしフランチャイズチェーン協会の開示書面で大手三社は「再契約した加盟者数」「再契約されなかった加盟者数」を公開している。本部として公式には、1-(契約終了÷再契約)の数値を再契約率としているようであり、60~90%などになる事が多いが、この数値に計上されない指標がある。
開示書面にも書かれているが「契約を中途で終了した加盟者数」である。つまり再契約の期日を待って再契約されなかった場合には「再契約されなかった加盟者数」に計上されるが、契約途中で加盟者都合や合意解約で辞めた場合には「契約を中途で終了した加盟者数」にカウントされる。本部としてはなるべく「中途」の方に数字を移したいのは言うまでもないだろう。言葉の解釈の違いと言われればそれまでだが、一般的にはこちらも再契約率の指標として加味すべきである。そうすると、ファミマで40%程度、ローソンで50%程度、セブンで60%程度となり、本部の公式に唱える数値とはかけ離れた数値が実態として浮かび上がってくる。例えば公式の計算方法だとセブンは1-(58÷723)で約92%となる。

フランチャイズチェーン協会の開示書面の数値からグラフを作ってみた。文字数に制約があるため、便宜上「再契約されなかった加盟者」は「契約解除」と表現した。オレンジのグラフがセブン、水色がローソン、緑がファミマである。ファミマは2016年度の数値はサークルK本部の数値も合算したものである。グラフにしてみてもセブンが強い事に変わりはない。数字を見せられてどう解釈するかは自己責任であるが、表の数字を鵜呑みにするのではなく一度冷静になってグラフにしたり色々加工してみると視覚的によく分かるのでお勧めだ。