高輪ゲートウェイ駅の駅名標はなぜ明朝体?JR東に聞いた

高輪ゲートウェイ駅には明朝体の駅名標が採用されていてネットでも賛否両論が相次いでいるが、なぜ明朝体なのかJR東に聞いてみた。

高輪ゲートウェイ駅では、お客さまの目に触れやすい「駅舎駅名標」と「改札口 入口標」について、駅のコンセプトである「和」にふさわしく、日本らしさを感じられる書体である明朝体を採用しました。 そのほかのコンコースやホーム上のサインは、ゴシック体としています。

という事であった。確かにゴシック体の力強いイメージと裏腹に、明朝体は少し控えめのイメージがあり高輪ゲートウェイ駅全体のコンセプトである「和」に合わせる為には明朝体にした方がいいという選択なのだろう。全体のコンセプトを考えればデザインとしては調和しているように考えられる。しかし駅というのはその地域のシンボルであり、可読性もそれ同様に大事である。他のJR駅ではゴシック体がデフォルトなだけに違和感を覚えたユーザーも多いだろう。初めて来た知らない人でも駅名が分かる、5m先からでも分かるというぐらいの視認性が欲しい所で、他の報道では「そういう意見も届いている」などとしていたが今後ゴシック体に変えたりするのだろうか。対応を期待したい。