「10万で経済回せ」国がやらない間に…三重の病院粋な計らい

三重の病院の理事長が職員全員に「10万で経済回せ」として臨時ボーナス10万円を配布した事がニュースになっている。麻生財務大臣もビックリの施策だ。この10万円は現金で手渡され、ギャンブル等は禁止で4月末までに確実に全額消費した事を示すレシートがないと無効になるという。貯金、ギャンブル、投資、医療費、保険料、公共料金の支払い、ローン返済、家賃支払い、電子マネーチャージなど直接消費に結びつかない方法は禁止だ。支給総額は4,000万円になったという。
これに続いてレシート提出の有無など細かい違いはあるが他の企業も5万支給などと動いてきており、国のタイムラグの合間を縫っている印象だ。国は法律を作って予算を執行してからでないと動く事ができず、さらに賛否両論も渦巻く為どうしてもタイムラグが生じる。民間よりも遙かに大きな金額をばらまくことができるが、このような異常事態においてもあくまでマニュアル通りやる為最速でも3ヶ月ぐらいかかるのである。企業が直接支給するのであれば給与に上乗せする、あるいは手渡しなどの手段が取れる為瞬時に、即従業員に現金を手渡す事ができ、さらに今回の病院のように各種制限を付けておけば確実に消費につなげることができ、経済が回る事は間違いないだろう。
国は現金給付について、低所得者に限定とかやっぱり商品券にしますとか迷走を続けており批判が増えてきているが、この病院のようにズバッと現金支給、ただし4月末まで、かつレシートを出さないと全額無効など条件を付けて運用するのも一つの手かもしれない。