日本人を騙す三代目*アクア トヨタの回答は?

日本が誇る低燃費。
→34.4なんて無理。頑張って30、平均は25といったところ。
日本が誇る低価格か?というとそうでもなく、LED10万、スマートエントリー5万。乗りだし200万は超えるわけで、そうなればいろいろな車が視野に入ってくる。

自動ブレーキ搭載。
→センスCなんで車両だけですけどね。センスCは10-80km/hで最大50km減速。歩行者非対応。あとは車線逸脱警報とオートハイビームのみ。他社に比べて出遅れています。

普及しているクルマこそ、安全でなければ。
→自分で言うなって感じですね。

デザインは、譲れないあなたに。
→三代目*になってもデザインほとんど変わってないらしいじゃないですか。

三代目*AQUA
→*に注目してください。
*の部分には米粒ぐらいの文字で「2011年新型発売、2014年マイナーチェンジ発売、2017年マイナーチェンジ発売を数えています。」と書かれています。一瞬しか表示されませんからテレビCMで読み取るのは不可能。
ベースは2011年のままで、6年間ベースを変えていないことを忘れてはいけません。
○代目という表現はフルモデルチェンジの時しか使わないのがクルマ業界のしきたりですが。
「新型が出たのかな?」と思わせるやり方です。
もちろん三代目 J Soul Brothersとかけているのは言うまでもありません。「あわよくば三代目ファンの耳に留れば」といったところでしょう。

またCMもエンタメ、バラエティ好きの日本人に受けそうな早送りやカラフルな色を多用し、若者に向けているのは明らかです。
早くフルモデルチェンジしろよ、してから三代目*って言えよ、という批判はもちろんあると思いますが、できない理由も噂が流れており、新型プラットフォームTNGAをコンパクトにも落とし込むようですが、それに時間がかかっている模様。

トヨタに問い合わせたところ、以下のような返答が得られました。
おそらく皆さんが問い合わせても、同じ答えが返ってくるでしょう。

フルモデルチェンジの場合以外に、「-代目」という表現をしてはいけないとの明確なルールは、特にございません。
そのため、今回のマイナーチェンジで、新しく生まれ変わったことを分かりやすく表現するために、「三代目」という表現をしております。
何卒、事情をご理解いただけましたら、幸いでございます。

ご参考として、TV-CMでは分かりづらく、申し訳ございませんが「三代目」の表記部分に、マイナーチェンジを数えて三代目としている旨の注釈を記載しております。

アクアの販売台数は最近は他社に押されて伸び悩んでおり、16年度はついに首位から転落。巻き返しを図ろうと慌てて微修正かけただけで三代目*なんて叫んでいるのが目に見えます。実際乗ってみれば分かりますが、小回りはききますが身長の高い人間だと狭く感じるかも。走りも良くも悪くも無難。どの車を買おうが自由で別にアクアがどうこう言うつもりはありませんが、いろんなクルマがありますのでぜひ長い時間比較検討して考えてみてください。三代目*とかいうCMに騙されないように。
*2011年新型発売、2014年マイナーチェンジ発売、2017年マイナーチェンジ発売を数えています。